『スマートスター(SmartStar)・スマートスターエル』蓄電池の価格は?補助金や特徴を業界プロが徹底解説

スマートスターは、伊藤忠商事(総販売元)・NFブロッサムテクノロジー(製造元)の蓄電池です。

『スマートスター・エル』の発売当時、大きな蓄電容量9.8kWh、AIグリッドシェア、停電時の全負荷まるごとバックアップの性能が支持され人気になりました。

今後リニューアルにより、名称が「スマートスター・エル」からスマートスターに変更されます。

蓄電池の基本性能は変わらず、AIグリッドシェアや保証が良くなりました。

名称旧名称
Smart Star L
スマートスター・エル

新名称
Smart Star
スマートスター
型式
LL3098
HOS/XY

LH3098S
希望小売価格
税込み
スマートスター・エル
322.3万円

スマートスター
363万円

リニューアル後は、407,000円値上げされ、希望小売価格が363万円になりました。

半導体不足や為替の影響などで様々な製品が値上げされています。

『Smart Star(スマートスター)』蓄電池は、「ブルーブスター」「iedenchi-NX」「DMM. make smart」「エネパワボL」など多くのOEM機種があるのが特徴です。

販売価格が非常に高くなっているケースや旧タイプでお安く案内できるケースもあるので、無料でご相談ください。

契約後OK・価格相場・補助金・全蓄電池対応

Thank you very much for your inquiry

お問い合わせありがとうございます。

栃木県 T様

目次

スマートスター 仕様

蓄電池リチウムイオン
蓄電池
外形寸法W762 x
H1145 x D466
定格容量9.8kWh
太陽光発電との連系太陽光発電
6kVA以内
システム出力通常時 14kVA

非常時(停電)
最大 9kVA

太陽光発電
システム容量
電力仕様環境
により異なる
系統連系出力
定格電圧
単相3線
AC202V
50/60Hz
系統連系出力
定格出力
3kVA
自立運転出力
定格電圧
単相2線
AC101V
50/60Hz
自立運転出力
定格出力
3kVA
使用周囲温度-10℃~45℃
設置場所屋外設置
希望小売価格
税込み
3,630,000円

『スマートスター』
良くなったところ(変更点)

『スマートスター』名称が変わった

スマートスターエル「Smart Star L」で馴染みのあった製品名が「Smart Star」(スマートスター)になりました。

旧名称「Smart Star L」

製品名「Smart Star」スマートスター

製品機器保証が15年に

「Smart Star(スマートスター)」の機器保証は15年です。

リニューアル前の「スマートスター・エル」は、保証期間が10年でしたので、「Smart Star(スマートスター)」では、15年に保証期間が長くなりさらに安心できます。

グリッドシェアAIサービスの料金

スマートスター蓄電池のAI制御は、「グリッドシェア」は賢く人気ですが、サービス料金が毎月かかること不満の声がありました。毎月費用がかかる理由は、蓄電池にLTEルーターが付いているので仕方がないです。

1,200円/月→蓄電池にLTEルーター同梱されず、グリッドシェア機能付きになります。

蓄電池自体にLTEルーターの回線がなくなるため、機能を利用するには、ご家庭にインターネット回線が必要になります。

光ファイバーなど常時接続のネット環境が整っているご家庭は嬉しいですね。

Smart Star(スマートスター)
補助金

蓄電池補助金 自治体
(都道府県・市町村)

「Smart Star(スマートスター)」は、お住まいの都道府県・市町村で補助金(助成金)が受け取れることがあります。

東京都は最大60万円の蓄電池の補助金があり人気です。お問い合わせいただけばお住まいの自治体の補助金を完全無料でサポートしています。

補助金や相場価格の悩みはプロに相談して解決しましょう。

契約後OK・価格相場・補助金・全蓄電池対応

【東京都】蓄電池の補助金『自家消費プラン』

自治体の補助金は、東京都の補助金が大きな金額で最大60万円まで受け取れます。

【神奈川県】蓄電池の補助金

Smart Star
スマートスター性能一覧

蓄電池名称SmartStar
スマートスター
蓄電池メーカーエヌエフ回路
設計ブロック
型番LH3098S
希望小売価格
税込み
3,630,000円
蓄電池容量9.8kWh
設置場所屋外設置
自立運転時出力3.0kVA
200V対応可能
平常時出力3.0kVA
停電時の動き全負荷型
寸法(幅) 762mm ×
(高さ) 1145mm ×
(奥行) 440mm
重量195kg
保証期間15年保証
耐用性能(サイクル数)6,000サイクル
エネファーム 併設可能

Smart Star(スマートスター)
価格相場

実販売価格はメーカー販売店から要請、競合のため掲載できませんが、最新の適正価格や見積もりをご案内をします。

今の適正価格を相談する

『Smart Star(スマートスター)』のメーカー

スマートスターの総販売元はなんと商社、製造元は別の会社ですごい技術?!

『Smart Star(スマートスター)』の総販売元と製造元

スマートスターLの総販売元は?

総販売元が伊藤忠商事株式会社です

スマートスターLの製造元は?

株式会社NFブロッサムテクノロジーズです

2020年1月31日をもって、株式会社エヌエフ回路ブロックから伊藤忠商事株式会社との合弁会社 株式会社NFブロッサムテクノロジーズへ移管されました。

太陽光発電のメーカー(例えばシャープやパナソニックなど)が蓄電池を製造販売する構造とは少し違った流通ルートになっています。

日本を代表する商社の伊藤忠商事が販売元だと倒産のリスクが低いことが、安心で良いところですが、エンドユーザーからの視点から考えると、多くのビジネスを持つ商社から高額な蓄電池を買って後からなにか問題が起きたときに細やかな対応ができるかどうかが気になるところですが、

『伊藤忠商事のカスタマーサポート体制は、コールセンターにて元旦を除く全日の午前9時から午後17時まで対応しているので、安心できます。』

商社と蓄電池メーカーがタッグを組んだ蓄電池の紹介

業界最長の20年保証が特徴の『リブタワープラス』は、長府工産とニチコンのハイブリッド蓄電システムで話題です。

NFブロッサムテクノロジーズのおすすめは

OEMの蓄電池が豊富なスマートスターLは蓄電池を選ぶのにどの製品を選べば良いのか悩みがちです。豊富な機種をみてみましょう。

ブルーヴ・スター(ブルーブ・スター)の口コミ・評判

創エネと蓄エネさらにAIがブルーヴ・スターと連携しています。人工知能AI『GridShare』が人気です。

その他に「iedenchi-NX」「DMM.make smart」 「エネパワボL」などがあります。

「DMM.make smart」にはAI機能がないが、比較的安価であるなど各蓄電池ともに性能は基本的には変わらないですが、注意するべきところは、販売価格に差が見られますので、必ず相見積もりをとることをおすすめします。

今すぐ適正価格がわかる

『Smart Star(スマートスター)』の特徴は

スマートスターは「全負荷」
停電時に家をまるごとバックアップ

コンセント
コンセント

家庭用蓄電池は全負荷型と特定負荷型があり、停電の時の蓄電池からの電気の流れ方が違います。

特定負荷型の場合には、あらかじめ決めたところ以外では電気を使用することができません。

全負荷型のメリットは停電の時に家全体がバックアップするため、普段に近い電気の使い方が可能です。照明やコンセントも自由に使えますので、居住スペースに制限なく快適に過ごせるでしょう。

停電時に全負荷型の蓄電池は家全体に蓄電池の電気を流します
停電時に全負荷型の蓄電池は家全体に蓄電池の電気を流します

全負荷型蓄電池のデメリットは、家全体をカバーするということは、あまり意識せずに電気を使うと消費する電力量が多くなり蓄電池の電気を想定より早く使い切る可能性があります。

全負荷型蓄電池を設置しても、蓄電池の蓄電がなくなれば、電気が使えず不便です。あらかじめ停電時に使う電化製品などを計画しておくことをおすすめします。

停電時に特定負荷型の蓄電池はあらかじめ決めたところだけ蓄電池の電気を流します
停電時に特定負荷型の蓄電池はあらかじめ決めたところだけ蓄電池の電気を流します

特定負荷型のメリットは停電時にあらかじめ決めた場所だけで電気を使用するため、消費電力が管理が比較的しやすいため長時間の蓄電池の稼働が見込めます。

特定負荷型のデメリットは、停電時に使える電化製品があらかじめ決めたところに限定されるため、普段通りに電気が使えないことです。

スマートスターLは全負荷型の蓄電池ですので、特定負荷型の蓄電池を検討するのであれば、別の蓄電池と比較検討することをおすすめします。

スマートスターは200V対応
停電時にエコキュート・IH調理器も使用可

災害時に停電するとお風呂に入れない

お風呂のイメージ

電気が使えないと、お風呂にも入れません

皆さんはお風呂に毎日入浴しますか?入浴はしなくてもシャワーは浴びる方がほとんどではないでしょうか。

災害の時にはそんな当たり前の普通の生活をおくることは難しくなります。

在宅避難で自宅のお風呂に入りたい!

Smart Star(スマートスター)なら200Vでエコキュートを稼働してお湯を沸かせる

災害の停電時にお湯を沸かすことで得られる効用について

  • 小さな赤ちゃんがいれば、身体を清潔して健康状態を保てる
  • 入浴によるリラックス効果により、疲れがとれる
  • 洗髪にお湯を使える

ご自宅での避難はお湯が使えることで、生活の質が変わります。

IHクッキングヒーターが停電時に使えれば、温かいスープや温かい料理を召し上がることができると心も身体も温まります。

停電時に200Vが使用できるスマートスターはオール電化の住宅に特におすすめの蓄電池です。

スマートスターL(スマートスターエル)の蓄電池なら、停電時に200VのIHクッキングヒーターやエコキュートやエアコンに対応できます

スマートスターは9.8kWh
蓄電容量は大きいほど安心

「Smart Star(スマートスター)」の蓄電容量は9.8kWhです。蓄電池のミドルクラスで蓄電容量が約6〜7kwhぐらいですので、9.8kWhは大きな容量の蓄電池に分類されます。

蓄電池の容量は、予算や設置スペースなどの成約がなければ、大きいほど良いです。

蓄電容量のおすすめは、ご家庭の太陽光の発電量や消費電力量により変わります。

最近は、他社の蓄電池も大容量・200V対応が進んでいますので、蓄電池を検討するならご相談ください。

スマートスターの停電時に使用できる
電化製品のめやす

スマートスターL(スマートスターエル)が停電時に使用できる電化製品のめやす
使用する電化製品めやす稼働時間
電子レンジ1時間
炊飯器1時間
エアコン3時間
テレビ6時間
天井LED照明5時間
掃除機0.5時間
洗濯機1時間

「Smart Star(スマートスター)」グリッドシェア(AI機能)

スマートスター×人工知能 GridShareによる最適コントロール

スマートスターエルのGridShare(AI機能)イメージ

人工知能AI『GridShare』がご家庭の電力需要を学習して蓄電池の充放電を最適化します。最近は蓄電池にAI機能が備わっている機種も増えています。

GridShareによる蓄電池の動き方

翌日の天気予報が晴れの時は

朝、太陽光発電システムの発電開始の時に蓄電池が満タンの状態だと、太陽光発電システムの余剰電力が蓄電池に充電できません。

翌日に太陽光発電システムの発電が十分見込める場合には、蓄電池にあらかじめ容量を空けておきます。前日に充電の量を調整することで翌朝に太陽光発電システムの余剰電力を蓄電池の空きに充電することができます。

翌日の天気予報が雨の時は

朝、太陽光発電システムの発電が見込め無いため、前日の夜間のうちに割安な電気を電力会社から購入し蓄電池に充電します。次の日の朝、雨で発電が足りない時に蓄電池の電気を有効に活用します。

「Smart Star(スマートスター)」とグリッドシェア

スマートスターL(スマートスターエル)はLTEルータが標準搭載

「Smart Star(スマートスター)」でグリッドシェアを使うには、ご家庭にインターネットの環境が必要です。

(スマートスターエルは、LTEルータ同梱)

リニューアル前はLTEルータ同梱でしたが、毎月1,200円の費用がかかるのが残念でした。

「Smart Star(スマートスター)」はグリッドシェアに毎月の費用はかかりません。

最近はインターネット回線を整えているご家庭も増えているので、ネット回線があるなら毎月の費用がかからないのは嬉しい変更ですね。

気象警報自動検知機能

気象特別警報、気象警報を検知することで、蓄電システムを自動でバックアップモードに切り替え充電を開始します。

警報が解除されて約24時間を経過すると通常の稼働にもどります。

運転モードが自動で変更することを望まない場合には、マイページの気象警報ボタン設定によって有効・無効を指定することが可能です。

Smart Star(スマートスター)
70A丸ごとバックアップ

2019年11月にスマートスターL(スマートスターエル)の新製品が発売がされ、蓄電負荷用ブレーカーが50Aから70Aになりました。

『Smart Star(スマートスター)』は、蓄電負荷用ブレーカーが70A対応です。

今まで、電力負荷が大きい家で電気の消費が大きく蓄電負荷用ブレーカーが50Aで収まらない場合には、全負荷の対応ができませんでした。

新型スマートスターエルでは70Aまで対応できるようになりましたので、大きな家で70Aの住宅も全負荷に対応させることができるようになりました。

Smart Star(スマートスター)70Aモデルをおすすめする方

スマートスター蓄電池70Aモデルは、オール電化の住宅や二世帯住宅で大きなブレーカーが付いている住宅にお住まいの方が恩恵があります。

スマートスター比較

本体型式 
売電優先
売電優先:〜/A売電優先:〜/X
本体型式 
自家使用優先
自家使用優先:〜/B自家使用優先:〜/Y
入力 
系統定格電流
65A70A
連系時定格
出力電力
10kVA14kVA
負荷電流50A70A
蓄電負荷用
ブレーカー
50Aまで75Aまで

Smart Star(スマートスター)
保証

スマートスターの保証期間は15年です。

リニューアル前の「スマートスター・エル」の保証は蓄電システムおよびエネルギーモニタに10年保証でした。

蓄電池の保証が15年なら長期間安心できます。

スマートスターの機器保証

保証の期間商品引き渡し確認日から15年
スマートスター 安心の15年保証

スマートスターの自然災害補償

自然災害補償 10年補償

補償の対象機器
蓄電池本体・エネルギーモニター(付属品・付属配線)詳細は補償証券内容を確認してください

補償の対象となる事故
火災・破裂・爆発・落雷・風災・水災・外部からの衝突・雪災・窃盗

災害の備えで設置する蓄電池が被災してしまっては目も当てられませんので、しっかりと災害まで補償があるのは安心です。スマートスターエルは重量が195kgもあり窃盗にあう可能性は低いでしょうが窃盗まで補償されるのは驚きです。

Smart Star(スマートスター)の寿命

蓄電池は毎日、長期間使用するものなので期待寿命は大事です。

スマートスターの耐用年数は何年でしょうか?

蓄電池の耐用年数を考える上で大切な数値がサイクル数と保証年数です。

サイクル数は、蓄電池の充電・放電が1サイクルです。

スマートスターLのサイクル数は6000サイクルでした。

他メーカーの蓄電池の中には8000サイクル・12000サイクルがありますが、蓄電池のセルのサイクルなのか、蓄電池のシステムのサイクルなのか、計測方法も統一されていないので、参考程度にチェックしましょう。

スマートスターは保証が15年あるので、期待寿命は合格点だと言えるでしょう。

Smart Star(スマートスター)の実効容量

スマートスターの蓄電容量は9.8kWhです。

スマートスターの実効容量は8.8kWhです。

太陽光発電システムのシステム容量が大きい場合は、他の蓄電池を検討しましょう。

Smart Star(スマートスター)の比較すべきライバル蓄電池

スマートスターと比較検討するべき蓄電池を紹介します。

ニチコン製の蓄電池で大容量・全負荷・200V対応の11.1kWh【ニチコン】ESS-U4M1

ニチコン x 長府工産 20年保証の『リブタワープラス』

2020年ごろは、全負荷型蓄電池の代名詞といえば、スマートスターL(スマートスターエル)一択でしたが今は比較できる蓄電池も増えてきました。

お客様の太陽光の設置状況や電気の使用状況、ライフスタイルから、判断をする必要がありますので、他機種との見積もり比較や適正価格・補助金のご相談お待ちしております。

契約後OK・価格相場・補助金・全蓄電池対応

  • URLをコピーしました!
目次