東京電力管内で節電を呼びかける「電力需給逼迫(ひっぱく)注意報」に有効なのは、太陽光発電があるなら「蓄電池」です。
東京都では連日記録的猛暑が続くなか、無理な節電をおこなうよりも電気の自給自足をおこなう蓄電池を設置することをおすすめします。
電力の需給のバランスが崩れることを改善するため、注意報が発令されますが、ご家庭の電力需給のバランスは太陽光発電に蓄電池を設置することで改善することが可能です。
この記事では、電力需給逼迫の対策に蓄電池の有効性をお伝えしていきます。
我が家にあった蓄電池は?
電力需給ひっ迫注意報・警報と対策
注意報と警報の予備率
電力需給ひっ迫注意報や警報は、電力の需給状況が極めて厳しくなる予測される時に発表されます。予備率が5%を下回ると電力需給ひっ迫の注意報が出され、もっと厳しい状況で予備率が3%を下回ると電力需給ひっ迫の警報が発表されます。注意報より厳しい状況が警報です。注意報<警報
ひっ迫の対策
対策は「節電」か「蓄電」です。
連日炎天下の中、現実的に節電には限界・無理があり蓄電することが有効な対策です。
節電
電気の需要が高まり需給のバランスが崩れる恐れがある場合に節電を要請します、電気の需要は、気温と関係があり、気温上昇すれば電気の需要も上がります。
現在6月にも関わらず、連日猛暑が続いています。本来エアコンなどで空調すべき猛暑のタイミングに、無理な節電は大変危険です。
おじいさん、おばあさんは、もったいない精神や我慢強さで、エアコンを使いたがりません。「暑さを我慢して倒れたら大変です」エアコンを積極的に使うようしましょう。
小学生の子供は、マスクをしたまま、汗だくで赤い顔で学校から家に帰ってきて、「外ではマスクは外して良い」と教えてあげ、エアコンで身体を冷やし麦茶で水分補給をしましょう。
このような中、節電だけで電力需給の逼迫を乗り切ることは大変難しいのです。
蓄電
太陽光発電に蓄電池は必需品です。
発電した電気を蓄電して、必要なときに蓄電池から電気を使うことができます。電力需給や電気代に関係なく使えて安心です。
蓄電池を設置していない理由に、「設置費」をあげる方は多いですが、補助金・機種選定を上手にすれば、値上がりする電気料金を払い続ける方がリスクだと気づく方も多いです。
また全国で頻繁する地震による災害の備えに、蓄電池を設置するご家庭も増えています。
蓄電を考えるきっかけ
光熱費の高騰
原油価格・天然ガスの価格が上がり、発電コストが上昇し、電気料金・ガス料金が値上がりしています。
毎月の電気代が15,000円なら、年間18万円、10年で180万円かかるので対策として蓄電池を検討するご家庭が多いです。電気料金が高くてお困りなら、何が原因でどんな施策が有効か、気軽にご相談ください。
補助金が充実
蓄電池の設置に補助金が使えるなら、「設置しないと損か」・「設置する方が損か」考えましょう。
特に令和4年は東京都の補助が手厚いので、検討しない理由はありません。
また人気の補助金は、準備していないと乗り遅れるので早めに問い合わせください。
発電がタダ同然で外に
これだけ電気代が上がっているのに、安く売電しているあなたはお人好しです。
今は自家発電は売電するより、蓄電のほうがメリットが多くあります。
せっかく立派な発電設備があるなら無駄なく蓄電して有効に電気を活用しましょう。
蓄電池の価格と補助金
蓄電池の価格は、ピンきりですが、130万円〜250万円位です。蓄電池の価格から補助金があれば、負担少なく設置できます。
蓄電池の適正価格や、おすすめ機種は、電気代や太陽光発電、時期によって異なります。
最新の情報は、随時無料で、ご相談ください。
蓄電池の効果
電気代は一生ローン
電気代は生きている限り払い続ける一生ローンです。生涯光熱費は、月2万円を30年払うと、720万円と大きな金額になります。
電気代が引き落としなら、支払っている感覚がない方が多いですが、結構な金額を払うことになります。電気代が高いなら早めに太陽光発電や蓄電池を検討しましょう。
電気の自給自足は夢じゃない
蓄電池の容量が15kWhの場合、単純計算で30日でざっくりですが、450kwh(15kWh X 30日)ためられます。
電力会社やプランによって差はありますが、450kWhは、約14,000円の電気料金です。
すべて賄うことは厳しいかも知れませんが、電気代削減に大きく貢献してくれます。
電力需給逼迫注意報に蓄電池は有効か?まとめ
電力需給逼迫注意報は節電ではなく、蓄電が有効でおすすめです。
記録的な猛暑も太陽光発電があれば、迷惑だけでなく、発電の恩恵があります。無理に我慢して節電するより、賢く蓄電しましょう。
我が家にあった蓄電池は?