2022年日立エコキュート『フルオート/減圧弁方式』 価格相場・機種の選び方

日立エコキュート『フルオート』の給湯方式は、水道直圧給湯と減圧弁方式があります。

おすすめは、水道直圧方式のエコキュートですが、薄型タンクしか設置場所がない場合はこちらのフルオート【減圧弁方式】を選択することになります。

この記事では、日立エコキュート『フルオート【減圧弁方式】』のおすすめポイントや上位グレードの『ナイアガラ出湯』との違いを紹介しますので、エコキュート選びの参考にしてください。

目次

日立エコキュート
『フルオート/減圧弁方式』型式

フルオート【減圧弁方式】の製品ラインナップのポイントは2つです。薄型がある、寒冷地仕様の560Lタンクがあることです。

都市部にお住まいで、タンクの設置スペースが狭い場合に便利な薄型タンクの機種があります。460Lと370Lの2機種あります。

冬気温が下がる地域にお住まいで、大家族でも安心な寒冷地仕様(-25℃対応)560Lのエコキュートがあります。

一般地仕様(-10℃対応)薄型タンク

タンク容量価格(税込)
BHP-
FS46SH
460L
4~6人用
1,171,500円
BHP-
FS37SH
370L
3~5人用
1,083,500円

一般地仕様(-10℃対応)標準タンク

タンク容量価格(税込)
BHP-
F56SU
560L
5~7人用
1,061,500円
BHP-
F46SU
460L
4~6人用
951,500円
BHP-
F37SU
370L
3~5人用
863,500円

寒冷地仕様(-25℃対応)標準タンク

タンク容量価格(税込)
BHP-
F56SUK
560L
5~7人用
1,105,500円
BHP-
F46SUK
460L
4~6人用
995,500円
BHP-
F37SUK
370L
3~5人用
907,500円

日立エコキュート『フルオート/減圧弁方式』おすすめは?

基本的には、上のグレードの水道直圧給湯の『ナイアガラ出湯』をおすすめします。

ただし下記の2つの場合は『フルオート/減圧弁方式』がおすすめです。

薄型エコキュートしか設置できない場合

エコキュートの設置スペースの関係で薄型エコキュートしか設置できない場合には、『フルオート/減圧弁方式』を選びます。上のグレードの『ナイアガラ出湯』には薄型タンクの機種がないためです。

寒冷地にお住まいで、お湯の使用量が多い大家族の場合

エコキュートのタンク容量は、お湯の使用量でタンクを決めます。

ご家族の人数が多い大家族の場合やお風呂の入浴する回数が多い場合には、タンクの容量は大きいものを選んでおいたほうが無難です。

タンク容量が小さい場合は、お昼の電気代が高い時間帯に頻繁にお湯を沸かすことになり、電気代がもったいないからです。

日立エコキュートの寒冷地仕様の560Lは、『フルオート/減圧弁方式』しか機種がありません。

『ナイアガラ出湯』との比較

上位グレードの『ナイアガラ出湯』との比較を紹介します。

最高使用圧力を比較 500kPa/190kPa

『ナイアガラ水道直圧給湯』の最高使用圧力は500kPaと他メーカーと比較しても優秀です。

減圧弁方式では、半分以下の190kPaなので、せっかく日立エコキュートを設置するなら水道直圧給湯の機種を選びましょう。

高速湯はりの時間を比較

フルオート/減圧弁方式の高速湯はりでは、11分かかりますが、ナイアガラ給湯の高効率では7分30秒で湯はりができます。

同じ高速湯はりでも、3分30秒も違いがあります。湯はりで入浴するなら、買い替えの時にこだわる方が多いです。

フルオート/減圧弁方式

フルオート
減圧弁方式
薄型タンク
フルオート
減圧弁方式
標準タンク
11分

ナイアガラ給湯

ナイアガラ給湯
標準タンク/高効率
ナイアガラ給湯
標準タンク
7分30秒9分30秒

タンクの性能を比較

タンクは薄型以外は、ウレタンフォームで高性能のタンクですが、ナイアガラ給湯の標準タンク/高効率なら、タンクが『ウレタンフォーム+真空断熱材』で、さらに優れた保温性能を発揮します。

タンク性能は省エネに繋がりますので、より光熱費に優しい仕様です。

日立エコキュート
フルオート/減圧弁方式 まとめ

『フルオート/減圧弁方式』は薄型エコキュートしか設置できない場合と寒冷地仕様で560Lのエコキュートを使いたい場合のみオススメします。

それ以外は上位グレードの『ナイアガラ出湯』がオススメです。

参考になりましたでしょうか?エコキュートや蓄電池を検討する時にはお気軽にご相談よろしくお願いします。

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