【雷のあと発電が止まった方へ】ご自宅の状態をお電話で無料確認できます。
島根県にお住まいで、「雷のあとから発電が止まった気がする」「太陽光のモニターが真っ暗になった」といった症状、思い当たりませんか?
近年、島根県では春〜秋にかけても落雷によるトラブルが発生しており、太陽光発電設備への影響が心配されています。とくにパワーコンディショナー(パワコン)が雷で故障してしまうと、発電や売電が止まってしまうことも。実際に、出雲市や松江市を中心に「雷のあと様子がおかしい」といったご相談が増えており、故障修理の事例も複数あります。
「少し様子を見てみようかな」と思っているうちに、症状が悪化したり、保険の申請期限を逃してしまうこともあります。
このページでは、島根県で増えている落雷による太陽光設備のトラブルと、その対処法についてわかりやすくご紹介します。

落雷による太陽光の故障は意外と多い?島根県の特徴とは

島根県は、日本海側特有の気象条件により、冬場の雷(冬季雷)をはじめとして、春や秋にも落雷が発生しやすい地域です。沿岸部と山間部の気温差や地形の影響もあり、季節外れの雷が突然発生することも珍しくありません。
そのため、太陽光発電システムにおいても、雷の影響によるトラブルが発生するリスクが他地域よりも高い傾向があります。特に注意したいのが、雷サージ(電線などを通じて設備に侵入する高電圧)によるパワーコンディショナーの故障です。
「発電量が急に減った」「モニターが真っ暗になった」など、目に見える症状があっても、それが雷の影響によるものなのか、判断が難しいこともあります。
そのまま様子を見てしまい、あとになって深刻な故障とわかるケースもあるため、少しでも気になることがあれば早めの確認をおすすめします。
実際に、出雲市や松江市からは「雷の翌日からモニターが反応しない」「エラーコードが出て止まったまま」といったご相談が寄せられており、状況から落雷の影響が疑われたため、火災保険を利用して修理対応を行ったケースもあります。
同じような症状に心当たりがある方は、まずは発電状況の確認から始めてみてください。
発電停止の原因はパワーコンディショナーの故障?

太陽光発電が急に止まってしまった場合、最も多い原因のひとつが「パワーコンディショナー(パワコン)」の故障です。
パワコンは、太陽光パネルでつくった電気を家庭で使える形に変換する重要な装置で、雷の電流(雷サージ)を受けると内部の基板や回路が破損し、発電そのものができなくなってしまうことがあります。
島根県で実際にあったケースでは、「モニターが真っ暗になって反応しない」「エラーコードが出たまま復旧しない」「発電量が0kWhのまま変化しない」といった症状が見られました。
中にはブレーカーを上げ直しても改善せず、パワコン本体の交換が必要になった例もあります。
見た目に異常がなくても、モニターの表示や発電量をチェックすることで、故障の兆候が分かることもあります。雷のあとは、一度モニターや売電量を確認しておくと安心です。
落雷で発電が止まった?島根県で実際にあった修理事例を紹介
ここでは、島根県で実際にあった太陽光発電の修理対応事例をご紹介します。どちらも落雷のあとに異常が起きたケースで、火災保険を活用して修理を行いました。
島根県邑智郡の修理事例
雷の翌日から突然、発電量がゼロになり、発電の表示もまったく映らなくなったとのご相談でした。その日にはテレビなどの他の電化製品も同時に故障しており、全体的に雷の影響を受けたと見られる状況でした。
現地調査の結果、パワーコンディショナー内部に不具合があり、修理は難しい状況でした。火災保険を申請し、パワコンを交換したことで、無事に発電と売電が再開できました。
このケースでは、太陽光発電設備の修理費用として38万円が火災保険で補償され、自己負担なく対応することができました。

💬「雷の後に相談してよかったです」
島根県仁多郡の修理事例
仁多郡のお客様からは、雷の翌日からパワーコンディショナーに発電の表示が出なくなり、機器が正常に動作していないとのご相談がありました。
製品の基板に損傷が出ている可能性があり、メーカーへ確認したところ、すでに撤退しており修理対応はできない状況でした。そこで、互換性のある別メーカーのパワコンに入れ替える形で対応。
太陽光発電設備の修理費用として20万円が火災保険で補償され、自己負担を抑えて復旧することができました。

火災保険で修理費0円のケースも|自然災害による太陽光の補償とは?

雷による太陽光発電システムの故障は、「火災保険」や「住宅総合保険」の自然災害補償でカバーできる場合があります。実際に、島根県内で発生したパワーコンディショナーの故障でも、火災保険の適用により修理費が0円になったケースが複数あります。
対象となるのは、落雷や雷サージなどが原因で機器に損傷が発生したケースです。パワーコンディショナーや接続箱、ケーブルの一部が壊れた場合でも、状況によっては補償の対象になります。
補償を受けるためには、まず現地調査を行い、損傷状況を写真や報告書にまとめたうえで保険会社へ申請する必要があります。必要書類としては、修理見積書・被害状況の写真・業者からの報告内容などが求められることが一般的です。
また、すべてのケースで保険が適用されるとは限りません。契約内容や経過年数によって対象外となることもあるため、自己判断せずに専門業者に相談することが大切です。
台風による風災や地震による被災は、対象世帯が広範囲におよぶため、ご相談のタイミングが遅れると申請までに時間がかかることもあります。被害が出た場合は、速やかに専門業者へご相談いただくことをおすすめします。
保険で修理費が0円になることも。お気軽にご相談ください。
まずは発電状況をチェック!よくある確認ポイント

太陽光発電のトラブルは、突然起こることが多く、気づいたときには発電がまったく止まっていた…というケースもあります。落雷などの自然災害があったあとに限らず、まずは日常的な発電状況のチェックがとても大切です。たとえば、次のような症状が出ていないかご確認ください。
・売電金額が極端に減っている(またはゼロになっている)
・パワーコンディショナーのランプが赤やオレンジに点灯している
・「0kWh」などの表示が続いている
・パワコンの画面や表示器が真っ暗で何も映らない
・以前よりも電気代が増えている
これらは、パワーコンディショナーや接続機器の不具合が原因の可能性があります。「一時的なトラブルかな」と思って様子を見てしまう方もいらっしゃいますが、症状が出たまま放置すると、被害が広がったり、補償の対象外になってしまうこともあるため注意が必要です。
再起動の方法など、ご自宅で確認できる内容はお電話でもご案内可能です。「いつもと違う」と感じたら、まずはお気軽にご相談ください。
島根県で太陽光の修理を依頼するには?

島根県でも、太陽光発電の修理を依頼したくても、「設置から年数が経っていて販売店がもうない」「メーカーが撤退している」など、どこに相談すればいいのかわからないという声が多く聞かれます。
落雷や自然災害が重なると修理依頼が集中しやすく、対応までにお時間をいただくこともあるため、早めの行動が安心につながります。
修理の際は、太陽光発電の設置状況やメーカー名、設置時期などが詳しくわかればスムーズですが、設置から年数が経っていると「書類が見つからない」「どのメーカーかも覚えていない」という方も少なくありません。
そのような場合でも、お電話にてひとつずつ症状を確認しながら、お客様に合ったご提案をさせていただきます。
島根県内でも、落雷や経年劣化によるパワーコンディショナーの不具合に対応した事例が増えており、メーカーの撤退後でも部品交換や他社製パワコンへの交換で復旧できたケースもあります。
まずはお気軽にご相談いただき、必要に応じて点検・見積もりから対応を進めていきましょう。
島根県以外の地域にも対応できる場合がありますので、お住まいに関わらずお気軽にご相談ください。
修理のタイミングで蓄電池を導入する方が増えています

太陽光発電の修理をきっかけに、蓄電池の導入を検討される方が増えています。
きっかけとして多いのは、「せっかく設備を直すなら、今後の停電にも備えたい」「電気代が上がってきたので、自家消費も考えたい」といったお声です。
とくに最近では、太陽光の設置から10年以上が経過し、売電価格が下がっているご家庭も多く、「売るよりも貯めて使いたい」と考える方も増えています。
また、修理と同時に蓄電池を設置することで、配線や施工の手間がまとめられるため、費用を抑えられるケースもあります。
補助金の対象になることもありますので、導入をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
修理や保険についてよくいただくご相談

- 落雷で壊れた場合、本当に保険が使えるんですか?
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多くの場合、火災保険や住宅総合保険に「落雷による損害」が含まれており、補償の対象となります。太陽光発電のパワーコンディショナーや配線が雷の影響で故障した場合でも、申請によって修理費が保険でまかなえるケースがあります。まずは状況をお聞かせいただければ、対象となるかどうかを確認いたします。
- 火災保険では、いくらぐらい補償されるのですか?
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補償額は契約内容や故障の状況によって異なりますが、実際に20万円〜40万円ほど補償された事例もあります。自己負担なく修理できたケースもありますので、まずはお気軽にご相談ください。
- いつの落雷が原因か分からないのですが、申請できますか?
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落雷の日時がはっきりしない場合でも、気象庁のデータや故障状況から落雷の影響と判断できるケースはあります。ただし、時間が経つほど判断が難しくなるため、できるだけ早く申請書類を準備することをおすすめします。まずは状況をお聞かせください。
- 保険が使えなかった場合、修理費は高額になりますか?
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修理内容によっては、パワーコンディショナーの交換などで30万円〜40万円ほどかかることもあります。
また、申請までの対応が遅れると保険手続きが進められないケースもあり、申請しても結果が出るまでには一定の時間がかかります。
その間は発電や売電ができない状態が続くため、修理のご相談はできるだけ早めにいただくことをおすすめします。まずは現地調査とお見積もりをご相談ください。
- 島根県のどの地域まで対応していますか?
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出雲市・松江市・邑智郡・仁多郡などを含め、島根県全域に対応しています。その他の地域も可能な限り対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
保険や修理について、無料でご相談いただけます
「雷のあとから発電しなくなった」「どこに相談していいかわからない」
そんなときは、まずはお電話やフォームからお気軽にご相談ください。
お話を伺ったうえで、症状に応じた対応や保険申請の流れなどをご案内いたします。
太陽光発電の修理は、できるだけ早めの確認が大切です。
状況によっては、再起動の方法などをその場でお伝えできることもあります

監修者プロフィール
蓄電池・太陽光アドバイザー 内田 博己
株式会社ジャパン電気
代表取締役/第二種電気工事士
太陽光業界で15年以上の実績。蓄電池・太陽光の販売・保守・修理対応に精通し、全国のご相談をサポートしています。
国家資格「第二種電気工事士」保有。