電気代って、こんなに高かったっけ?真夏や真冬の請求額を見て、思わず声が出た。節電しているつもりなのに、どうしてこんなに高いの?そんなふうに感じたことはありませんか?頑張って節電しても、電気代が高く感じられるのは気のせいではありません。
実際、電気やガスの値上げや再エネ賦課金の増加などの影響で、家庭の光熱費は年々じわじわと上がり続けています。そんな中、電気代を抑えながら安心して暮らせているのが、太陽光発電と蓄電池を導入しているご家庭です。
このページでは、電気代が高くなっている背景と、太陽光+蓄電池による節電効果、導入の判断ポイントまで、わかりやすくご紹介します。
どうして電気代がこんなに高いの?
実は、電気代が高くなっているのには、いくつかの理由があります。
ひとつは、火力発電に使われる燃料(LNG・石炭・原油など)の価格が上昇していること。もうひとつは、「再エネ賦課金」や「燃料費調整額」など、電気料金に上乗せされる費用が年々増えていることです。
また、電力会社によっては、基本料金や電気の単価そのものが値上げされているケースもあります。
たとえ節電を心がけていても、電気料金の単価が上がっていれば、請求額はなかなか下がりません。これが「頑張って節電しているのに、なぜか電気代が減らない…」と感じる大きな理由のひとつです。
これから先、光熱費はいくらかかるのか?
これから先の暮らしで、いったいどれくらいの光熱費がかかるのか…気になったことはありませんか?
総務省「家計調査」によると、4人家族の平均的な年間光熱費は約20万〜30万円程度とされています。これをもとに単純計算すると、30年間で約600万〜900万円もの出費になることに。
今後も電気料金の値上げが続けば、この金額はさらに膨らむ可能性があります。
とくに、子育て中のご家庭や、定年後の生活費が気になる世代にとっては、「毎月の固定費」が将来の不安材料になることも。だからこそ今、「自家消費型の暮らし」を選ぶ方が増えているのです。
太陽光発電や蓄電池は「初期費用が高い」というイメージを持たれがちですが、長期的に見ると、むしろ光熱費の節約効果で家計の支えになるケースが多くあります。
下のグラフは、30年間にかかる家庭の光熱費を比較したものです。
何も対策をしなければ約900万円かかるところ、太陽光発電の導入だけでも300万円近くの節約につながります。さらに蓄電池を組み合わせれば、最大で約500万円の削減が見込まれます。
金額はあくまで目安であり、実際の削減効果は発電量や電力使用状況、お住まいの地域、設備条件により異なります。

どんな家庭におすすめ?判断のポイント
太陽光発電の設置効果は、屋根の広さや日照条件によって決まります。もしご自宅の屋根の日当たりがよく大きな屋根ならば、自家発電して光熱費を抑える生活がおすすめです。
太陽光発電と蓄電池の導入が向いているかどうかは、ご家庭のライフスタイルや設置条件によって異なります。以下のようなケースに当てはまる方は、導入を検討する価値があります。
電気代の高さに悩んでいる
電気代は、毎月少しずつの支出でも、一生払い続けるものです。月々の負担が数万円でも、長い目で見ると何百万円という大きな金額になることもあります。
「高いな…」と感じているなら、太陽光発電や蓄電池を活用して、電気代を抑える方法を考えてみるタイミングかもしれません。たとえば、日中に発電した電気を自宅で使ったり、電気代の安い時間帯に蓄電池へ充電しておくことで、効率よく光熱費を下げることができます。
日当たりの良い屋根があるご家庭
ご自宅の屋根で、どれくらい電気を発電できるのか気になる方も多いと思いますが、一般的な住宅でも月に1万円分ほどの電気を発電できるケースがあります。日当たりの良い屋根があるなら、どのくらい発電できるかを一度シミュレーションしてみるのがおすすめです。発電量がわかれば、節約効果や導入の判断もしやすくなります。
発電量、設置効果を相談する
昼間にご家庭で過ごすことが多い方へ
今後、定年退職後などでご自宅で過ごす時間が増える方にも、太陽光発電+蓄電池はおすすめです。
昼間に在宅している時間が長くなると、太陽光で発電した電気を効率よく自家消費できるため、電気代の節約につながります。
これからの生活を安心・快適に過ごすために、「昼の電気を買わなくていい」仕組みは大きな助けになります。
電気の使い方が変わるタイミングで、一度ご家庭に合うかどうか考えてみてもいいかもしれません。
停電時の備えを考えているご家庭
災害が多い昨今、台風や地震による停電への備えは欠かせません。太陽光発電と蓄電池を導入すれば、日中に発電した電気をためておき、停電時でも照明や冷蔵庫など必要最低限の家電を使うことができます。
特にご高齢の方や、小さなお子さまがいるご家庭では、電気が使えない不安を軽減できる安心感があります。「もしものときに電気が使える暮らし」をご検討されている方にとって、太陽光+蓄電池は大きな備えになります。
発電量、設置効果を相談する
迷ったら、まずはご相談ください
「電気代が高いけど、本当に太陽光発電や蓄電池って必要なの?」
「もう古い家だけど設置できるの?」
「話だけでも聞いてみたいけど、営業されそうで不安…」
そんなお悩みをお持ちの方こそ、一度ご相談ください。
実際、私たちのもとには「話だけでも聞いてみたい」「うちに合うか教えてほしい」といった段階でのご連絡が多く寄せられています。
発電量のシミュレーションや、ご自宅の設置環境に合うかどうかの確認、補助金の有無など、事前に知っておきたいポイントも含めて、専門のスタッフが丁寧にご案内いたします。
太陽光・蓄電池の業界に15年以上携わる担当者が、売り込みではなく「お客様と一緒に考える」という立場でサポートいたします。
無理な営業は一切ありませんので、まずはお気軽にお問い合わせください。

監修者プロフィール
蓄電池・太陽光アドバイザー 内田 博己
株式会社ジャパン電気
代表取締役/第二種電気工事士
太陽光業界で15年以上の実績。蓄電池・太陽光の販売・保守・修理対応に精通し、全国のご相談をサポートしています。
国家資格「第二種電気工事士」保有。