売電金額2,000円でも太陽光を修理しないと損する!?

太陽光発電の発電が故障して発電がストップ。どうやらパワーコンディショナの寿命で故障しているようです。

パワーコンディショナを交換して修理を考えているが、実は奥様は乗り気でないご様子・・。

奥様は売電もほとんどないのに今さら修理にお金をかけたくないとのこと。

正常に発電していた時の売電が2,000円位だったので、今さら修理費用30万円〜40万円をかけて修理しても意味がない無駄だというのです。

では、売電の金額が2,000~5,000円位であれば太陽光発電を修理せずに放っておいたほうが得なのでしょうか?

答えは「修理しないと損」です。

この記事では、売電の金額が少なくても、太陽光発電が故障したら修理しないともったいないですよってことを紹介します。

\ 発電損失からフル発電に/

目次

太陽光発電の経済効果

太陽光発電した電気は、ご家庭で自家消費するか、余った電気を売電します。

順番は、

①電気を家庭で使う(自家消費)

②使い切れない電気を売る(売電)

2,000円売電の事例

2,000円の売電の場合の売っている電気量を考えましょう。

【モデルケース】発電量400kWh /月 太陽光発電3.5kW~4.0kW

10年経過すると、太陽光の売電は8円/kwhなので、2,000円÷8円=250kWh

2,000円売電するということは、250kWh売っていることになります。

発電量400kWhで250kWh売っていることは、自家消費は150kWhです。

使用している電気は150kWhに42円をかけて自家消費の経済効果は6300円です。

自家消費の電気の単価は契約内容によって変わりますが、自家消費まで考えると経済効果は大きいです。

8円で売電されている電気を上手にご家庭で使用できれば、さらに光熱費がお得です。

正味の経済効果は

太陽光発電システム4kW 年間発電量4,800kWh (400kWh/月)と仮定すると

8,485円〜17,000円(売電よりも使うほど経済効果は高い)/ 月の経済効果

【太陽光発電の設置から10年過ぎていて売電価格が8円】

太陽光発電システム4kW 年間発電量4,800kWh (400kWh/月)と仮定して、正味の経済効果を紹介します。

【売電】

太陽光発電の売電が2,000円の場合 250kWh x 8円(売電単価)

売電しても8円では安すぎなので上手に電気を使いましょう。

250kWhを上手に消費すると

250kWh x 42.95円=10,737円

【消費電力】

150kWh x 42.95円=6,485円

【合算の経済効果】

8,485円〜17,000円(売電よりも使うほど経済効果は高い)/ 月

売電&消費金額
売電
250kWh
2000円〜
10,737円
(上手に使用した場合)
消費電力
150kWh
6,485円
デイタイム夏季の場合

42.95円=(デイタイム 夏季 28.96円+再生可能エネルギー発電促進賦課金 3.45円+燃料調整費 10.54円)

2023年2月分から2023年9月分の電気料金について、燃料費調整単価から1kWhあたり7円が、国による「電気・ガス価格激変緩和対策事業」により値引きされます。

正味電気料金 計算内訳

項目電気料金
デイタイム 夏季 28.96円
再生可能エネルギー発電促進賦課金3.45円
燃料調整費 10.54円

関西電力は国による「電気・ガス価格激変緩和対策事業」にもとづき、低圧のお客さまについては2023年2月分から2023年9月分の電気料金について、燃料費調整単価から1kWhあたり7円を差し引く形で、電気料金の値引きを実施しています。

燃料高騰や為替の影響により、全国の電力会社が大幅な赤字のため、今後も電気料金が値上げされる見通しです。

売電金額

太陽光は発電した電気を、まず自宅で発電した、お得な電気を使い、余った電気を電力会社に売ります。

余った電気を電力会社に売る「売電価格」は設置年によって決められており、10年を過ぎると大きく売電価格が下がります。

関西電力エリアの場合は、1kWhあたり8円の売電価格になります。

売電価格は10年で下がる

例えば毎月12,000円で売電できていた太陽光が2,000円になるのです。

売電価格が48円のご家庭が8円に売電価格が下がるとどんな収支になるでしょうか?

1ヶ月の売電量が250kWhの場合、10年過ぎて売電価格が8円に下がると12,000円の売電から2,000円の売電になります。

太陽光の年数が経過して発電しなくなったのでは無く、売電の価格が下がったので一見すると大きく価値が下がったように感じやすいのです。

余剰電力は、0円電気

太陽光発電は売電の他にも、晴れた昼は発電した電気を0円で使えます。

例えば200kWhの電気を0円で使用したときに、家計にどんなプラスの効果があるでしょうか。

契約中の電気料金単価に200kWhを乗して見てみましょう。

オール電化向け電力契約

【関西電力エリア】

オール電化向け電力契約

「ハピeタイム」の場合


時間帯
電気料金単価
1kWhあたり
デイタイム
平日10時〜午後17時
夏季 28.96円
他季 26.33円
リビングタイム22.89円

※「デイタイム」とは平日午前10時~午後5時の時間をいいます。

※「リビングタイム」とは平日午前7時~午前10時および午後5時~午後11時の時間ならびに休日扱い日の午前7時~午後11時の時間をいいます。
なお、休日扱い日とは、土曜日、日曜日、「国民の祝日に関する法律」に規定する休日、1月2日、1月3日、4月30日、5月1日、5月2日、12月30日および12月31日をいいます。

デイタイム 夏季 実質の電気単価

デイタイム 夏季 28.96円

再生可能エネルギー発電促進賦課金 3.45円

燃料調整費 10.54円

電気・ガス価格激変緩和対策事業 -7円

関西電力は国による「電気・ガス価格激変緩和対策事業」にもとづき、低圧のお客さまについては2023年2月分から2023年9月分の電気料金について、燃料費調整単価から1kWhあたり7円を差し引く形で、電気料金の値引きを実施しています。

1kWh
デイタイム 夏季28.96円
再生可能エネルギー
発電促進賦課金
3.45円
燃料調整費10.54円
合計42.95円

2023年9月まで国の対策

国の対策事業燃料調整費を
値引き
電気・ガス価格激変
緩和対策事業
-7円

売電金額2,000円でも太陽光を
修理しないと損する!?まとめ

売電金額が2,000円だと、長い期間使用した太陽光発電の寿命だと勘違いされる方が多いですが、実は売電価格が下がったことが原因です。

売電が2,000円なら250kWhの大きな量の電気を売っていることになります。

売電価格が安くても、売電価格を8円で割ってみて実際の売電している電気量を確認すると大きな電気が電力会社に売られていることがわかります。

自家消費も経済効果

太陽光は発電した電気をまず最初に自家消費します。自家消費があれば電力会社から購入する電気が少なくなり電気料金が安くなります。

売電の2000円と自家消費分の経済効果を考える必要があります。

【モデル】オール電化 発電量400kWh/月 2,000円売電なら経済効果は

およそ8,485円〜17,000円(売電よりも使うほど経済効果は高い)です。

太陽光発電はメンテナンスすれば長く活躍する発電設備です。電気代で損をしないように上手にメンテナンスしましょう。

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