太陽光発電の故障のお悩み解決、プロが教えるケース別の修理内容と適正価格

太陽光発電の調子が悪くなった
発電量がおかしい?!

もしかしたら太陽光発電システムの故障かもしれません。

そのまま放置しておけば、せっかく購入した発電装置も意味がありません。
このまま劣化してしてしまう前にしっかりと対応しましょう。

本記事では自分でできるセルフチェックの方法と修理した際の見積もり相場をご紹介しております。

結論から言うと
パワーコンディショナーの故障 30万円〜
表示モニタの故障       10万円〜
パネルの故障         30万円〜
の費用がかかることを覚悟してください

まずは太陽光発電システムの構成(仕組み)からご紹介していきます。

太陽光発電システムの構成

太陽光発電システムの主要機器は、屋根に載っている太陽光モジュール・直流の電気を交流に変換するパワーコンディショナー・発電の状況を確認する表示モニターから主に構成されます。

太陽光発電の故障かな?と思った時のチェックリスト

まず最初にお願いしたいのが、太陽光モジュールを目視で確認するために、屋根の上にのぼることは、大変危険ですので絶対にしないでください。

セルフチェックは、さまざまなケースが想定されるため、あなたの自己責任でおこなってください。もし不安な場合には無理をせずプロの無料見積もりをご依頼ください。

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  • モニタから前年の同月の発電量と比較して差異を確認する
  • エラーコードが表示されていないか確認する
  • モニタを一度リセットしてみる
  • 太陽光のブレーカーが落ちていないか確認する

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パワーコンディショナーの故障

太陽光発電でつくった直流の電気を交流に変換するのが、パワーコンディショナーです。

パワーコンディショナーには入力回路があり、例えば入力が2回路の場合に1回路が故障すると1回路分の半分の電気しか使えません。
結果、パネル(太陽光モジュール)でつくった電気をご家庭で使用することができないので、電力会社から割高な電気を購入し電気代の上昇につながります。
パワーコンディショナーは一般的には耐用年数が10年〜15年くらいと言われています。

太陽光発電の設置から10年を経過していて、発電量が下がってくればパワーコンディショナの買い替えをおすすめします。

ご注意いただきたいのが、故障しても発電量が必ずしも0にはならないということです。少し発電量が少ないかなと感じたときには過去の月間の発電データと比較し、大きく下がっている場合にはすぐに修理、買い替えの検討をすることをおすすめします。

パワーコンディショナーの修理内容

パワーコンディショナー本体を交換する

使用年数にもよりますが、基本的にはパワーコンディショナー本体を交換することをおすすめします。修理をしてもまたすぐに別の箇所が故障して結局製品の寿命となると結果的に修理費用が割高となるためです。

パワーコンディショナーの基盤を交換する

メーカーの保証期間内の場合は、パワーコンディショナーの基盤を交換するケースが多いです。

パワーコンディショナーの修理価格

パワコン交換費用 30万円〜
太陽光発電システムに合うパワーコンディショナーの選定になります。

パワコン基盤交換費用 10万円〜

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表示モニタの故障

表示モニタが故障してしまうと、太陽光発電システムが今どんな状態であるかわかりません。
最近はあまりモニタを見ていないという方もいらっしゃるとは思いますが、発電停止の状態が長い間続いてしまうとせっかくの太陽光発電システムがもったいないです。

重大な症状の故障を見落とさないためにできるだけ早く修理することをおすすめします。

表示モニタの修理内容

設置してから10年以上経過している場合には、修理ではなく新しい現行のモニタに買い替えになる場合が多いです。

昔の太陽光モニタで家の消費電力などの消費が見ることができない場合には新たにセンサーの工事もおこなうことで自己消費や過去の発電量など表示項目が増えることもあります。

表示モニタの修理価格

モニター交換費用 10万円〜 ※モニタの機種や工事の内容によって変わります。

センサー取り付け工事 10万円〜 ※電気の配線によっては、センサーの取付けができない場合もあります。

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パネル(太陽光モジュール)の故障

屋根の上の太陽光パネルの故障は、設置場所が高所ということもあり、故障・修理の内容はおおごとになりがちです。
モニターや屋根からの電気の状態を確認して、故障箇所をさがす作業になります。
屋根の勾配・作業の内容によっては、足場が必要となるケースもあるためまずは修理お見積りを依頼することをおすすめします。

台風やカミナリなど災害を起因とする故障の場合には、保険が使える場合もあり、できるだけ早めに故障内容を確認して保険が適応できるのかどうか確認することが大切です。

パネル(太陽光モジュール)の修理内容

パネル(太陽光モジュール)の載せ替え、不良パネルが1枚の場合にはバイパス処理をおこなう場合があります。屋根上の高所ということもあり、調査自体が有料になる場合や点検の際の作業足場などが確保できない場合があります。

修理費用が高額になる場合もあるため、保険の適用の有無や新たに太陽光発電システムの買い替えを検討するケースもあります。

パネル(太陽光モジュール)の修理価格

修理するパネルの枚数や修理箇所、足場の必要の有無によって大きく修理の価格が変わってきます。現状の太陽光発電システムの状況をしっかりと診断した上で修理や買い替え、安価なバイパス処理など必要な修理の内容を判断します。

パネル交換費用 30万円〜 ※パネルの価格より、不具合箇所の工事内容によって費用が変わります。

内容によっては、屋根の葺替えや古い太陽光発電システムを撤去して、新たに太陽光発電システムを設置することになります。

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