【パナソニック】「eneplat(エネプラット)」価格・スペック・評価は

エネプラット(eneplat)V2H蓄電システムの価格・スペック・評価を現役プロがわかりやすく解説します。

【パナソニック】「エネプラット(eneplat)」は、2023年2月に受注が開始されます。*蓄電ユニット6.7kWhは、2023年・夏以降受注予定です。

引用元:パナソニック

V2H蓄電システム「eneplat(エネプラット)」の蓄電ユニットは、
屋内タイプ「3.5kWh」「6.7kWh」
屋側タイプ「6.3kwh」があり、組み合わせで自由に蓄電容量を選べます。

パナソニックの太陽光発電を設置されている方、電気自動車に興味がある方に、おすすめの「V2H蓄電システム」です。

すぐにV2H蓄電システム「eneplat(エネプラット)」の見積もりをしたい方はこちら

目次

「エネプラット(eneplat)」
蓄電ユニット 仕様

V2H蓄電システム「eneplat(エネプラット)」の蓄電ユニットは、設置場所によって屋内と屋側があります。

屋内設置向きの蓄電ユニットは、
3.5kWhと6.7kWhの2種類、

屋外設置向きの屋側蓄電ユニットは、
6.3kWhの1種類です。

屋内設置 蓄電ユニット

屋内設置 蓄電ユニット3.5kWh

品番LJB1335
設置場所屋内設置
定格容量3.5kWh
外形寸法(mm)W480 x H660 x D139
質量46kg
動作温度範囲0℃~40℃
希望小売価格
(税込)
1,144,000円

蓄電ユニット6.7kWh 屋内設置

品番LJB1367
設置場所屋内設置
定格容量6.7kWh
外形寸法(mm)W480 x H660 x D245
質量70kg
動作温度範囲0℃~40℃
希望小売価格
(税込)
2,090,000円

屋外設置 蓄電ユニット

蓄電ユニット6.7kWh 屋側

品番LJB2363
設置場所屋外設置
定格容量6.7kWh
外形寸法(mm)W649 x H646 x D333
質量85kg
動作温度範囲-10℃~40℃
設置温度範囲-20℃~50℃
直射日光があたらないこと
希望小売価格
(税込)
2,035,000円

蓄電ユニットの組み合わせ

蓄電ユニットの組み合わせで、蓄電容量を小さな容量から大きな容量まで対応できます。

異なる容量の組み合わせも可能なので、ご家庭にあった蓄電容量を選ぶことが可能です。

注意点は、大きな容量を蓄電するには、蓄電ユニットを2つ設置する必要があるので設置スペースを考える必要があります。

特に屋内設置の場合は、人の動線や美観を考え慎重に設置場所を選びましょう。

屋内設置の6.7kWhの蓄電ユニットは2023年夏以降に受注開始予定なので、当面は屋外設置の12.6kWh・6.3kWhが主力になりそうです。

屋内蓄電ユニットの組み合わせ例

屋側蓄電ユニットの組み合わせ例

「エネプラット(eneplat)」
蓄電システムの性能 

最大6.0kVAの自立出力
蓄電容量別の自立出力一覧

「エネプラット(eneplat)」は最大6.0kVAの大きな自立出力が使えますが、蓄電池の容量によって自立出力が異なりますので注意しましょう。

エネプラット(eneplat)自立出力一覧

蓄電池の容量自立出力
3.5kWh2.0kVA
6.3kWh3.0kVA
6.7kWh3.0kVA
10.2kWh5.0kVA
12.6kWh6.0kVA
13.4kWh6.0kVA
エネプラット(eneplat)自立出力一覧

大きな自立出力は、同時に使用できる電化製品が多くなり便利ですが、何も考えずに無駄に電気を使用してしまうと蓄電池の容量がなくなり電気が使えません。一番大きな蓄電容量でも2時間ちょっとで蓄電残量がなくなってしまいます。

停電時にどの電化製品を使用するか事前にシミュレーションおき、停電時に、蓄電システムを有効に活用しましょう。

特定回路・全回路が選べる

「エネプラット(eneplat)」は、停電時に蓄電池が電気をバックアップする回路を特定回路・全回路を選ぶことができます。特定回路・全回路は、特定負荷や全負荷とも呼ばれます。

停電時のバックアップ方法停電時の蓄電池の動き
特定回路・特定負荷あらかじめ決めたところをバックアップ
全回路・全負荷家全体をバックアップ

全回路にすると家全体で電気が使えるので便利ですが、電気を使いすぎると蓄電池の電気がすぐになくなってしまいます。

同居しているご家族の人数や、停電時の過ごし方を考え、特定回路・全回路どちらが良いか考えましょう。

100V/200V対応

「エネプラット(eneplat)」は、停電時に使える電化製品が冷蔵庫・テレビなど100Vの製品に加えて、200Vのエアコン・IHクッキングヒーターなどが使用可能です。

ただし200Vの電化製品、エコキュートのお湯沸きなどは、消費電力が大きいので蓄電池の残容量や優先順位を良く考えて使用しましょう。

停電時は、限られた電気を有効に使うため、できればエコキュートの運転は控えることをおすすめします。

停電時に200Vの電化製品が使える

エネプラット(eneplat)は、スリムで省スペース仕様

蓄電池を屋内に設置する時、気になるのは蓄電池のサイズです。

クローゼットや収納スペースを設置場所に利用する際、蓄電池がコンパクトなら収納の邪魔になりません。

「エネプラット(eneplat)」は、奥行きがかなりコンパクトで小さくなっており、蓄電ユニット3.5kWhの場合、奥行きが139mm、蓄電ユニット6.7kWh場合、奥行きが245mmです。

屋内にコンパクトに設置したいならおすすめできる蓄電池です。


「エネプラット(eneplat)」の省スペースのこだわりは、「V2Hスタンド」「パワーステーション」「蓄電池用コンバーター」にも見られます。

「エネプラット(eneplat)」V2Hスタンド

エアコンの室外機1台のスペースで設置できるため、駐車スペースの邪魔になりません。

パワーステーション・蓄電池用コンバーターは、奥行きが従来の216mmから162mmになり25%薄くなり、機器の離隔距離もわずか5mmになりました。

スマートハウスの省スペース化は、家・蓄電・電気自動車を上手に活用する大事なポイントです。

「エネプラット(eneplat)」
運転モード 

エネプラット(eneplat)の運転モードは3種類あります。

自家消費モード(充電時間設定あり)

晴れた昼は、太陽光発電が発電して自家消費できなかった余剰電力を充電します。

夜間は、次の日に備え安価な深夜電力を購入してお得に充電します。

自家消費モード(充電時間設定なし)

晴れた昼は、太陽光発電が発電して自家消費できなかった余剰電力を充電します。

タイマーモード

晴れた昼は、太陽光発電が発電した電気を売電します。

夜間は、次の日に備え安価な深夜電力を購入してお得に充電します。

「エネプラット(eneplat)」
運転モード まとめ

エネプラット(eneplat)の運転モードは3種類ありますが、基本的には自家消費モード(充電時間設定あり)がおすすめです。

売電価格が高い場合はタイマーモード

太陽光発電システムの発電量大きい場合には、自家消費モード(充電時間設定なし)も検討すると良いでしょう。

運転モードは、太陽光発電の発電量や売電価格、ご家庭の電気の使用量やご契約内容よっておすすめの運転モードがちがいます。

もっと詳しく知りたい方は、蓄電池の見積もりご相談時に無料で対応しています。

「エネプラット(eneplat)」
 電気自動車があればV2H

エネプラット(eneplat)・電気自動車を考えているけど、まだ電気自動車はこれからの方もいると思います。

実際、エネプラット(eneplat)蓄電システムを先に設置して、後から電気自動車に乗り換えるタイミングでV2Hシステムにする方が多いです。

電気自動車があればV2Hシステムでどんなことができるか紹介します。

eムーブで充放電

「eムーブ」で電気自動車と蓄電池の電気を相互に充放電します。*「eムーブ」の名称はパナソニックの商標です。

蓄電池と電気自動車に同時充電

昼、エネプラット(eneplat)は、太陽光で発電した電気を蓄電池と電気自動車に同時充電できます。

夜は、充電しておいた電気自動車と蓄電池の電気をご家庭で使えます。

太陽光発電の発電量が大きいご家庭は、蓄電池と電気自動車の同時充電はメリットが大きいです。

逆に太陽光発電の発電量がそこまで大きくない場合は、充電に使用する余剰電力が少ないのでメリットは少ないです。

電気自動車に6.0kWのスピード充電

エネプラット(eneplat)V2Hスタンドは、6.0kWのスピード充電です。短時間で電気自動車に充電できるので待ち時間が短く快適です。

「エネプラット(eneplat)」
 AiSEG2

エネプラット(eneplat)対応蓄電池と「AiSEG2」で賢く蓄電池をコントロールします。

「AIソーラーチャージPlus」

「AIソーラーチャージPlus」(*2023年夏対応開始予定)で自家消費を向上に貢献します。

翌日の日射量を予測して、前日の深夜に蓄電池への充電量をコントロールします。

蓄電池・電気自動車の見える化「AiSEG2」

太陽光発電の発電量・使用電力量はもちろん、蓄電池・電気自動車の充放電状態もひと目で確認できます。(*2023年3月末対応開始予定)

気象警報連携

エネプラット(eneplat)の気象警報連動は、大雨や暴風などの警報がでると蓄電池と電気自動車に充電します。(*2023年夏対応開始予定)

気象警報連携を使用する際には、気象警報は頻繁に発令されているため、何度も高い電気代で充電すると経済的にはもったいないので注意しましょう。

特に電気自動車の大容量なバッテリーに割高な電気を購入して充電すると、経済的には損失になることは理解しましょう。

スマホで外出先から電気自動車に充電

エネプラット(eneplat)AiSEG2なら、外出先からスマホで電気自動車に充電開始や停止をすることができます。

外出先で電気自動車の充電状況が気になった時に、充電残量が簡単にスマホで確認できるので便利です。(*2023年夏対応開始予定)

「エネプラット(eneplat)」
 スペック・評価まとめ

エネプラット(eneplat)は、蓄電池は、屋内設置のコンパクトな薄型蓄電池と屋外設置の蓄電ユニットの組み合わせでご家庭に合った蓄電容量を実現できます。

スマートハウスで家・蓄電・電気自動車をAiSEG2制御はさすがパナソニックです。

外出先から電気自動車に充電できるなんて素敵です。

エネプラット(eneplat)のスペック・評価はおすすめできる合格レベルです。あとは設置費用がいくらになるかでどのメーカーのV2H蓄電システムを採用するか決まるでしょう。

「エネプラット(eneplat)」
 価格

エネプラット(eneplat)の価格は、蓄電池・V2H・AiSEG2など組み合わせで決まります。

まずはご家庭に合った最適なプラン二ングをおこない、工事費用を含んだ設置費用を確認しましょう。

ハウスメーカーや工務店・蓄電池販売店がおこないますが、正直かなり高い見積り価格になっているケースがあります。

契約前に適正価格になっているか?蓄電池の選定は大丈夫か?

無料で業界プロに相談・見積もりが可能(全国対応)なので気軽にお問い合わせください。

「エネプラット(eneplat)」
 補助金

蓄電池・V2Hの設置には補助金が活用できることがあります。お住まいの地域補助金や国の補助金などを活用してお得に設置しましょう。人気の補助金は、補助金が発表されてから申込みしても間に合わないことがあるため、事前にお問い合わせ・見積もりの準備をすることが大切です。

補助金の活用は、見積もりご提案時に無料でご案内させていただきます。

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