【エコキュートの故障】修理・買い替え?症状やおすすめの対処方法は

エコキュートは、経済的で環境に優しい給湯機器として多くの家庭で利用されています。しかし、長年使用していると故障が発生することがあります。「修理で対応できるのか、それとも買い替えたほうが良いのか?」と迷う方も多いのではないでしょうか。

本記事では、エコキュートの主な故障症状とその原因を詳しく解説し、それぞれのケースに適した対処方法をご紹介します。修理費用や買い替えのタイミングに悩んでいる方に役立つ情報をお届けします。

給湯機器の故障は修理すべきか?買い替えするべきか?

結論から言うと、メーカー保証や延長保証で無料で修理できるなら修理するべき。

メーカー保証や延長保証がなく、有償の修理になるなら買い替えすることをおすすめします。

エコキュート給湯機器の買い替えには、補助金を受け取れる場合があります。

補助金は、自治体や国が省エネ支援として実施している場合があり、補助金を受け取るためには、対象機種であることはもちろん所定の手続きをして補助金の申請をする必要があります。

ご家庭に太陽光発電を設置しているなら、自家発電した電気を有効利用できるエコキュートがおすすめです。

エコキュートなど給湯機器の買い替えには、補助金が使える場合があります。

補助金を活用すると高機能な省エネ機種がお安く設置できますので、まずは無料でご相談ください。

故障状況から、適切な対処方法をご案内します。

目次

エコキュートの故障

故障したら買い替えがおすすめ

買い替えをおすすめする理由

  1. 製品の寿命
  2. 補助金の活用
  3. 省エネで電気代削減
  4. 太陽光発電の有効活用

製品の寿命

使用年数が10年以上の場合、エコキュートの耐用年数は一般的に10〜15年程度です。

10年以上経過している場合、修理しても再度故障するリスクが高く、修理費も高額になる場合が多く買い替えた方が長期的には経済的です。

(古い機種では修理に必要な部品が生産終了しており、修理不可能なケースもあります)

補助金の活用

エコキュートの設置に補助金が使えるなら、早めに買い替えすることをおすすめします。

軽度な故障なら補助金申請する時間的余裕がありますが、完全に故障してしまっては補助金を活用する時間的余裕もないかもしれません。

補助金がもらえない上に、お風呂が使えない状態が長期間続くと不便なので、機器の寿命だと思ったら早めに買い替えを検討しましょう。

省エネ高性能

新しいモデルのエコキュートは旧型に比べて省エネ性能や機能が向上していることが多いです。

電気代の削減を考慮すると、買い替えが有利になることがあります。

もし電気温水器からエコキュートに置き換えると電気消費量が1/4ほどに削減できるので、電気温水器を使っているなら故障していなくても電気代がもったいないので早めに買い替えすることをおすすめします。

太陽光発電の有効活用

住宅用太陽光発電で発電して使いきれない電気は売電されますが、10年を経過すると買取単価が大きく下がります。ただ同然で売電するより給湯器に活用することで省エネ効果が期待できます。

太陽光発電はエコキュートや蓄電池を設置することで無駄な電気代を削減することができます。

保証期間は修理がおすすめ

エコキュートの故障は、メーカー保証で無料修理できる場合だけ修理をおすすめします。保証書類を確認して修理を依頼しましょう。

エコキュートの補助金

エコキュートの補助金は、国や自治体などから受け取ることができる場合があります。

お客様の状況やお住まいによって変わりますのでお気軽にお問い合わせください。

給湯省エネ2025事業

基本額6万円/台
A要件10万円/台
A要件とはインターネットに接続可能な機種で、翌日の天気予報や日射量予報に連動することで、昼間の時間帯に沸き上げをシフトする機能を有するものであること。

補助金の対象機種

補助金の対象機種は、あらかじめ定められている場合が多いので、補助要件を確認して機種を選ぶことが大切です。

補助要件の特徴は、省エネ性能が高いエコキュートが指定されていますので、電気代の削減にも繋がります。

補助金の申請方法について

補助金の申請方法は、補助金によって異なります。申し込みのタイミングも事前に申請するもの、設置後に申請するもの様々です。

工事前・工事後の写真が必要な場合や、申請もあらかじめ登録済みの業者でないと出来ない場合もありますので、補助金の申請方法や要件には注意が必要です。

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エコキュート故障の症状

エコキュートの故障の主な症状として以下のようなものが挙げられます。

お湯が出ない

蛇口からお湯が出ない、またはお湯の温度が十分に上がらない。

タンク内の湯切れや、ヒートポンプの不具合が原因の場合があります。

お風呂の湯を使いすぎて湯切れしているなら、気をつけるだけで大丈夫ですが、不具合が続くようでしたら早めに修理や買い替えをおこないましょう。

異常な音がする

ヒートポンプユニットから異音(ブーン、カタカタ、キーン音など)が発生する。

ファンやモーターの故障、部品の劣化が考えられます。

まだ新しいならメーカー保証の無料修理を依頼しましょう。

年数が経過していると、経年劣化による故障の可能性が高いです。

エラーコードの表示

リモコン画面にエラーコードが表示される。

ヒートポンプユニットから異音(ブーン、カタカタ、キーン音など)が発生する。

ファンやモーターの故障、部品の劣化が考えられます。

まだ新しいならメーカー保証の無料修理を依頼しましょう。

年数が経過していると、経年劣化による故障の可能性が高いです。

水漏れが発生する

タンクや配管周辺からの水漏れや配管の劣化や接続部分の緩みが原因の場合があります。

水漏れが少量なら正常運転時の排水の可能性もありますので、詳細を確認しましょう。

電源が入らない・動作しない

本体やリモコンが全く反応しない場合は電源や基板の故障が疑われます。

消費電力が急増する

電気代が急激に上がった場合、ヒートポンプの効率低下や内部故障の可能性があります。

消費電力が急増する

冬場に配管が凍結し、正常に動作しなくなる。

凍結防止ヒーターや断熱材の不具合が原因のこともあります。

急に配管を解凍しようとすると、配管が破損する恐れがありますので無理な対応は要注意です。

エコキュート故障の対応

軽微な問題の場合は、取扱説明書に記載の手順で復旧することがあります。

エコキュートのブレーカーを一度落とすと、リセットされ改善する場合もあります。

まだ新しく保証期間内であれば保証書類の連絡先に連絡しましょう。

給湯器の不具合は、機器と施工に分けて考えましょう。

設置してから年数が浅い場合の不具合は、配管の使い回しによる経年劣化や工事の不備の可能性があります。

いずれにしても、軽微な故障時に年数が経過しているなら、早めの対処が必要です。年数が経っているならお風呂が使えるうちに買い替えすることをおすすめします。

エコキュート故障の対応まとめ

エコキュートの故障は、使用年数が長く経過している場合には買い替えを検討することをおすすめします。一方、修理については、保証期間内で無料対応が可能な場合に限り、選択肢として適していると言えます。

項目修理買い替え
メリット買い替えと比較すると費用が安く済む新しい給湯器で確実に問題解決できる
設置後も長期保証などで安心できる
補助金制度を活用できる
高性能で電気代が安くなる
太陽光発電の有効活用
デメリット再度故障のリスクがあります。
問題が解決せず繰り返し不具合が発生する可能性がある。
修理費用と比較すると高い

蓄電池コンサルタント 

内田 博己

株式会社ジャパン電気 代表取締役。約15年間太陽光発電業界で活躍。蓄電池・太陽光発電・オール電化の販売・取次業務をおこなう。

給湯器の故障の困ったをすぐに解決致します。

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