間違いだらけの蓄電池選び 価格表示に気を付けろ

安物買いの銭失い 信頼できるところでご相談を・・

蓄電池の価格が非常に安く載っていて気になったので記事にしました。
いつもソーラー・蓄電池通信を見ていただきありがとうございます。
皆さん広告の表示に勘違いしないで下さいね。
まず知っていただきたいのが、蓄電池を安く買いたい!ネット開いて調べよう。
これって、すごく危険な行動なんだと感じました。

蓄電池の価格表示について

ネット広告に蓄電池85万円~って書いてあったので、すごく安いと思い確認してみたところ、リチウムイオン蓄電システム スタンドアロンタイプ(パナソニック)でした。いくつか気を付けたほうが良いところがありましたので、記事にします。
インターネットで安値の蓄電池探しは、間違いがおきやすいと思いました。

太陽光発電システムとの連携ができないモデルは住宅用ではおすすめできない

安値の蓄電池には気を付けた方がいいです。
今蓄電池の主流は、シャープではクラウド蓄電池とHEMSコントローラー、パナソニックでは創蓄連携システムでHEMS(AiSEG2)といって、太陽光発電システムとHEMSと蓄電池を連動させて、エネルギーの自給自足に向けて取り組んでいるのですが、この蓄電池は家の電力系統と連動しない仕組みになっており、家庭用の蓄電池としては、分電盤への接続をしない、製品寿命も短いと個人的にはあまりおすすめできない性能でした。

ただし、用途によっては、機能を発揮してくれるでしょう。例えば 老人ホームなどで、緊急の電源確保などは低コスト、複数台設置、工事が簡単ということで、採用されることもあるでしょう。ただし複数台設置する必要がなければ、別の蓄電池を選択すべきだと個人的には思います。

蓄電池単体では、普通販売しません

例えば、ゲーム本体○○円です。という広告があったとします。でも実際にゲームを楽しもうと思った時には、当然コントローラーやソフトが必要ですよね。
蓄電池もエネルギーを上手に管理するために様々な機器と連携するをためには、付属機器や電気工事やネットの環境整備などが必要となります。
蓄電池単体の価格表示だけに、惑わされることなく総合的にご判断されることが賢明ではないでしょうか。

蓄電池システムって一般的にどんなものが含まれる?

HEMS・モニタ(表示機器)・パワーコンディショナーは必須だと思います。

HEMSは現在未設置だと思いますので、太陽光発電システムのメーカーにあわせましょう。
モニタは、現在設置しているものが、蓄電池システム対応かどうか確認しますが、通常新しいものに交換することが多いです。
パワーコンディショナーは、いくつかの種類から現在の太陽光発電に合う蓄電池システム対応のものに交換します。

蓄電池の期待寿命 サイクル

安く蓄電池を設置しても、安さ以上に製品寿命が短かったらもったいないですよね。
しっかりと蓄電池の製品寿命もチェックしましょう。
蓄電池の期待寿命をあらわす指標にサイクルというものが、パンフレットに記載されています。
サイクルとは、充放電の回数をあらわすものですが、全メーカー統一した測定基準ではないそうです。

太陽光発電システムの価格表示も同じですよ

メーカー名 KW○○万円なんて表記は、どうかと思います。
なぜならば、まず屋根をしっかり確認して設置に問題ないか確認します。
次に設置面積を測ってどれだけのパネルが載るのか設計します。
その上で最大積載量や保証面を考えて提案書をお作りします。

多数のメーカーを並べて価格表示してバナナのたたき売りのように、太陽光を選ぶのは少しやりすぎのような気がします。
その多くメーカーの中から、お勧めできるものを製品品質や市場シェアや保証面からご案内するほうがお客さまにとってもメリットがあるのではないでしょうか。

家によって使っている電気の使用量が違いますし、今後電気の使用量が増える、減るによっても太陽光発電システムの容量も変わってくるでしょう。
またメーカーによって製品の性能はもちろん、保証の細かい内容などが違います。
製品購入時点の価格だけではなく、10年、20年、30年と太陽光発電を稼働させるうえでの、メンテナンス費用など、トータルコストはどうかなど総合的に判断すべきではないでしょうか。

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-内田-

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