全負荷の蓄電池「大容量」「中容量」の機種紹介と選び方

蓄電池は、停電の時に家全体をバックアップしてくれる全負荷が安心できる。

全負荷の蓄電池の見積もりはあるけど、他のメーカー・蓄電容量も比較検討したい。

この記事では、全負荷の蓄電池を蓄電容量別に紹介します。ご家庭にあった、お気に入りの全負荷の蓄電池を見つけてください。

目次

「中容量から選ぶ」
全負荷の蓄電池 6.5~10kWh以下

停電の時に、家全体をバックアップする全負荷の蓄電池は容量が重要です。

この記事では、中容量の蓄電池を6.5kWh〜10kWhに区分けしています。

蓄電容量は大きな方がおすすめですが、設備費も比例して高くなるのが悩ましいところです。

アイビス7・スマートPVマルチは、全負荷の蓄電池で比較的安く設置できます。

蓄電容量9.8kWh

9.8kWh | スマートスターL【NFブロッサムテクノロジー】

9.8kWh | スマートPVマルチ【長州産業】

9.8kWh | マルチ蓄電プラットフォーム【オムロン】

蓄電容量9.5kWh

9.5kWh | クラウド蓄電池【シャープ】

蓄電容量9.1kWh

9.1kWh | 創蓄連携システムS+【パナソニック】

蓄電容量8.4kWh

8.4kWh | クラウド蓄電池【シャープ】

蓄電容量7.04kWh

7.04kWh | スマートPVプラス【長州産業】

7.04kWh | アイビス7【田淵電機】

蓄電容量7.0kWh

7.0kWh | 創蓄連携システムS+【パナソニック】

蓄電容量6.5kWh

6.5kWh | マルチ蓄電プラットフォーム【オムロン】

6.5kWh | クラウド蓄電池【シャープ】

「大容量から選ぶ」
全負荷の蓄電池 10kWh〜以上

蓄電池の技術革新が進んで、16kWh以上の大容量の製品が家庭用蓄電池で選べるようになりました。家庭用の蓄電池は蓄電容量と設備費とのバランスが大事です。

最近は、大容量の蓄電池も200万円台で設置可能で、手が届きやすい価格帯になってきています。

蓄電容量16.6kWh

16.6kWh | ESS-U4X1【ニチコン】

蓄電容量16.4kWh

16.4kWh | マルチ蓄電プラットフォーム【オムロン】

16.4kWh | スマートPVマルチ【長州産業】

蓄電容量14.08kWh

14.08kWh | アイビス7【田淵電機】

14.08kWh | スマートPVプラス【長州産業】

蓄電容量11,1kWh

11.1kWh | ESS-U4M1【ニチコン】

蓄電池の容量の決め方

全負荷の蓄電池をいろいろ紹介してきましたが、蓄電池の容量は、何を基準に選べば良いのでしょうか。

『太陽光発電のシステムの大きさ』『電気の使用量』『蓄電池の予算』からの考え方をご紹介します。参考にしてみてはどうでしょう。

太陽光発電のシステムの大きさで決める

蓄電池を大容量にしても、太陽光発電システムから蓄電池に充電できなければ意味がありません。

料金単価の安い『夜間電力』を電力会社から買って充電することもできますが、できるだけ『自家発電した無料の電気』を蓄電池に充電したいです。

太陽光発電システムが大きなシステム(システム容量が10kWに近い)なら、売電価格が下がったあとに、余剰電力を蓄電池なしで、自家消費するのは難しいと思うので、大きな蓄電池を検討すると良いでしょう。

電気の消費量で決める

電気の消費量が多いと、電力会社から購入する電気の量が増えますし、電気代値上げの影響も大きいです。太陽光発電の発電した電気や夜間電力を蓄電池に蓄電して有効に電気を使いましょう。

ご家庭で必要な電気は、できるだけ『太陽光発電システムの発電した電気』『電力会社から夜間安く購入した電気』を蓄電して賢く電気を使いましょう。

電気の消費量が大きければ、蓄電容量も大きいものを選んでおくと、有効に使える電気が増え効率的です。

逆に電気の消費量が少ないなら、割り切って蓄電池の容量も小さなものから選ぶのも考え方の一つです。

蓄電池の予算で決める

全負荷の蓄電池は大きいものが安心だとはいえ、蓄電池に使える予算は限られているご家庭が多いでしょう。

最後は、ご家庭のお財布事情にあった蓄電池を無理せず選ぶことも大切です。

一般的に蓄電池の価格帯は150万円~250万円ぐらいが多いですが、補助金の活用や見積もりの適正価格を確認することで、30~100万円も安く設置できることもあります。

全負荷の蓄電池をお得に設置する

補助金を活用する

補助金は自治体(都道府県・市町村)やDERなどがあります。

自治体の補助金額は5万円ぐらいから42万円ぐらいあり、DERは30万円ぐらいから70万円ぐらいまでの補助金が受け取れる可能性があります。

決められた手続きで蓄電池を設置しないと、補助金を受け取れないこともありますので注意しましょう。

見積もりの適正価格を確認する

補助金を受け取っても、適正価格で蓄電池を購入しないと意味がありません。

見積もりの価格が適正価格になっているか、契約する前に確認しましょう。契約済みの場合でも、1週間以内のクーリングオフ期間内には確認すると安心です。

全負荷の蓄電池 まとめ

全負荷の蓄電池を色々ご紹介しましたが、基本的には、大きな容量の蓄電池が停電時に安心でおすすめです。

蓄電池の設置費用を少しでも抑えるために、適正価格と補助金を確認しましょう。

補助金や適正価格を確認することで設置費用が100万円以上も安くなることもありますよ。

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