蓄電池、晴れの日のポイントは発電量と昼間の消費電力、発電を無駄にしない蓄電池の選び方を紹介

晴れの日の蓄電池の運転を紹介します。

晴れた日は、太陽光発電の発電した電気をご家庭で使用し、余った電気は、蓄電池にためるか、売電するかどちらかになります。

せっかく蓄電池を検討するならできるだけ、発電が無駄にならない機種がおすすめです。

この記事では、太陽光発電の電気が無駄にならない賢い蓄電池の選び方を紹介しますので参考にしてください。

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目次

晴れの日の蓄電池の運転

日中の運転

晴れ ・蓄電池の運転

晴れの日は、太陽光発電で発電した電気をご家庭で使って、余った電気を蓄電池に充電したり、売電をします。

買取価格が高い10年間は売電を優先し、買取価格は下がった後は蓄電池への蓄電を優先します。

曇りや雨・蓄電池の運転

晴れの発電が多い時には、太陽光発電の電気を使い、曇りや雨で発電が足りない時には蓄電池の電気を使います。

太陽光発電、蓄電池の切り替えは自動で、特に操作の必要はありません。

夕方以降の運転

太陽光発電の発電が終わると、蓄電池の電気を使い始めます。

蓄電池の電気がどのくらい持つかは、蓄電池の蓄電容量や電気の使用量によって変わりますが、電気の単価が安い、深夜電力の時間まで使えると理想的です。

次の日の朝、発電が開始するまでは、電気の単価が日中より安く設定されている深夜電力を上手に使うと良いでしょう。

深夜の運転

蓄電池の深夜の運転は、翌日朝のお天気が晴れるなら、蓄電池は空のまま朝を迎えます。

蓄電池に充電済みの状態だと、朝、太陽光発電から充電がおこなえないからです。

深夜、蓄電池の運転はHEMSが重要

HEMSがあるとき

HEMSがあれば、インターネットで天気予報の情報を取得して、翌日の天候に応じて蓄電池を制御します。

明日、晴れるなら、蓄電池を空の状態で朝を迎え、発電して余った電気を蓄電池に充電します。

雨なら、蓄電池を満タンの状態で朝を迎え、蓄電しておいた、電気を使います。

HEMSがないとき

便利なHEMSですが、ご家庭にインターネットの回線がなければ使うことでできません。

一部の機種で蓄電池自体にLTEがあり、ご家庭のネット回線を使わないHEMSのサービスがありますが、無料期間後にサービスを受けるには、毎月費用がかかるので無理にHEMSにこだわることはありません。

インターネットを蓄電池以外で使用するのであれば、これを機会にネット回線をひくことを検討してください。

インターネットを他で使わなければ、ネット回線に毎月4,000円〜6,000円ぐらい費用がかかるので必要はありません。

深夜電力までの時間と消費電力で、蓄電池の容量を選ぶ

蓄電池の電気は、24時間使えるのが理想ですが、蓄電容量や消費電力、予算を考えると現実的ではありません。

まずは、電気の単価が安い深夜電力の時間まで持つ蓄電池の容量を意識しましょう。

蓄電池が必要な時間は何時間?

太陽光発電が終わってから、深夜電力の時間帯まで何時間あるか確認しましょう。

例えば18時に発電終了〜23時から深夜電力が使えるなら、蓄電池の電気は5時間ぐらいです。

発電の終了から深夜電力までの時間は季節によって変わりますが、およそ5,6時間くらいです。

電気の消費は何kWh?

ご家庭の電気の消費量が、多いか少ないか考えてみましょう。

深夜電力まで、どのくらい電気を消費するかは、ご夫婦お二人暮らしと、大家族の8人暮らしでは、消費する電力量は違ってきます。

消費電力が少ないご家庭

消費電力が少なく1.2kWhの消費電力なら5時間で6kWhくらいです。

蓄電池の容量は6.5kWh〜7.04kWhぐらいの中容量がぴったりです。

消費電力が多いご家庭

消費電力が多く2kWhの消費電力なら5時間で10kWhくらいです。

蓄電池の容量は、9.8kWh~16.6kWhくらいの大容量がおすすめです。

太陽光発電の発電量で、蓄電池の容量を選ぶ

せっかく蓄電池を設置しても、蓄電がいっぱいになると売電するしかありません。

発電した電気を無駄にしないために、太陽光発電の発電量と消費電力、蓄電池の蓄電容量のバランスを取ることが大切です。

太陽光発電の発電が小さい場合

太陽光発電の発電量が小さい場合には、発電してご家庭で使ったあと、どのくらい電気が余るか確認すると良いです。

余っている電気が少ないなら、蓄電池の容量は小さくても大丈夫です。

ただ停電の備えや設置費用にあまり差がないので、中容量の蓄電池(6.5kWh以上)以上のものをおすすめします。

太陽光発電の発電が大きい場合

太陽光発電の発電が大きい場合には、蓄電池は大容量のものがおすすめです。

理由は、蓄電池が満充電になると売電するしかないのですが、発電が大きいとすぐに満充電になってしまいます。

売電して無駄にならないよう、できるだけ多く蓄電できる大容量の蓄電池を検討してください。

大容量で、なおかつ急速充電が可能な蓄電池だと、充電にも無駄がなくおすすめです。

急速充電可能な蓄電池の紹介

蓄電池メーカー 機種出力
アイビス7
7.04kWh・14.08kWh
5.5kVA
スマートスターL
9.8kWh
3.0KVA
シャープ 9.5kWh3kVA
シャープ 8.4kWh
(JH-1821)
4kVA
長州産業
スマートPVマルチ
9.8kWh・16.6kWh
4kVA
(ハイブリッド)
長州産業
スマートPVプラス
7.04kWh・14.08kWh
5.5kVA
ニチコン 16.6kWh3kVA
ニチコン 11.1kWh3kVA

 蓄電池、晴れの発電を無駄にしない蓄電池の選び方 まとめ

晴れの日の蓄電池は、発電した電気をどんどん充電します。

太陽光発電が大きい場合、自己消費が少ない場合には、たくさん電気が余るので、大容量の蓄電池がおすすめです。

できれば、大容量で急速充電対応の蓄電池が無駄が少ないのでおすすめです。

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