【令和7年】奈良市の蓄電池補助金まとめ|国・県・市の支援で費用をおさえるチャンス

奈良市にお住まいで、「電気代が高くなってきた…」「停電に備えて蓄電池をつけたほうがいいのかしら?」と感じていませんか?

蓄電池は、太陽光発電のあるご家庭はもちろん、太陽光がなくても節電や災害対策に役立つ設備として注目されています。とくに今は、電気代の上昇や災害への備えとして、蓄電池を導入するご家庭が増えています。奈良市では、国や市の補助金を活用して、費用をおさえて設置できる今がチャンスです。

このページでは、奈良市の蓄電池補助金の内容や、設置にかかる費用・流れをわかりやすくご紹介します。「まだ迷っているけれど、話だけ聞いてみたい」そんな方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

奈良市で蓄電池を導入するご家庭が増えている理由とは?

奈良市では、ここ数年で蓄電池を設置するご家庭が増えてきました。

その理由として、大きく3つの背景があります。

電気代の上昇と節電への関心

エアコンや給湯など、毎日の暮らしで使う電気の料金が年々高くなっており、少しでも電気代の負担を減らしたいという思いから、蓄電池に関心を持つ方が増えています。

太陽光発電の自家消費が主流に

以前は、発電した電気を売ることで収入につなげる「売電」が主流でしたが、今は売電の単価が下がっており、売るより自分の家で使ったほうがお得という考え方が広がっています。

このため、昼間に発電した電気を蓄電池にためて、夜に使う「自家消費」のスタイルが広まりつつあります。

停電リスクと災害への備え

奈良市のある奈良県は、全国的に見れば大きな災害が少ない地域といわれていますが、ここ数年は台風や大雨による停電被害が増えており、決して油断できません。とくに、住宅街の多い奈良市では、一時的な停電でも冷蔵庫やエアコンが止まり、生活に大きな影響が出てしまうケースがあります。

こうした背景から、災害時にも電気が使える「蓄電池」を備えるご家庭が増えています。太陽光発電とセットで導入すれば、昼間に発電した電気を夜間や停電時に活用できるため、非常時の安心感が大きく変わります。普段は電気代の節約にも役立ち、いざというときには家族の生活を守ってくれる、心強い備えといえるでしょう。

奈良市|令和7年度 蓄電池・太陽光発電の補助金情報

令和7年 奈良市地域脱炭素移行・再エネ推進事業補助金

令和7年度の奈良市の太陽光発電と蓄電池の補助制度は「令和7年 奈良市地域脱炭素移行・再エネ推進事業補助金」です。補助対象は、自家消費型の太陽光発電システム(新築・既築の住宅いずれも対象)で、蓄電池と同時に導入することが条件です。

太陽光発電と蓄電池の同時設置が条件のため、太陽光が設置済みなら、奈良市の補助金は利用できないため、国や県などの補助金を活用しましょう。

令和7年奈良市の太陽光発電と蓄電池補助金

奈良市では、再生可能エネルギーの導入促進を目的として、太陽光発電と蓄電池の同時設置を対象に補助金が用意されています。申請にはいくつかの条件がありますので、事前に確認が必要です。

太陽光発電の補助金制度

補助対象は、自家消費型の太陽光発電システム(新築・既築の住宅いずれも対象)で、蓄電池と同時に導入することが条件です。FITやFIPの認定を受けていない設備が対象となります。

補助額は「7万円 × 太陽光発電の容量(kW)」で、モジュール出力とパワコン出力のうち小さい方のkW値(小数点以下切り捨て)を基準に算出されます。

蓄電池の補助金制度

蓄電池は、太陽光発電とセットで導入する場合のみ対象です。すでに太陽光発電を設置している住宅に後から蓄電池だけ導入する場合は補助対象外です。

補助額は、補助対象経費の1/2(上限:14万1,000円 × 容量kWh × 1/2)です。補助対象となる蓄電池は、環境共創イニシアチブ(SII)に登録されている「令和6年度登録済製品」に限られます。

申請には、性能表示・安全基準・保証期間などの詳細要件を満たす必要があります。

対象となる住宅

・奈良市内の自宅(新築または既存)

・申請者本人が所有し、居住する建物に限ります

奈良県|令和7年度 蓄電池・太陽光発電の補助金情報

スマートハウス普及促進事業

【補助の目的】

災害時のエネルギー確保や省エネルギーの推進を目的に、奈良県ではスマートハウス関連設備の導入を支援しています。

【申請期間】

令和7年6月16日(月)~令和8年1月30日(金)

※予算がなくなり次第終了。先着順。

【対象者の条件(主な要件)】

・奈良県内に自ら居住する住宅へ設備を導入する個人

・登録完了通知の受領後に設置着手すること

・令和8年2月16日までに設置を完了していること

・県税の滞納がないこと

・「うちエコ診断(WEB版)」を受けていること

※注意:「蓄電池のみの設置」は対象外。太陽光発電の設置済みまたは同時設置が必要です。

奈良県の蓄電池の補助金

■補助金額:費用の1/3(上限20万円)

■対象製品:SII(環境共創イニシアチブ)のZEH支援事業に登録された蓄電池

■条件:

・太陽光発電(10kW未満)がすでに設置されているか、同時に設置すること

・申請には、保証書や設置写真などの提出が必要

奈良県の太陽光発電の補助金

奈良県の太陽光発電に対しての補助金は確認できません。他の補助金を検討しましょう。

国|令和7年度 蓄電池・太陽光発電の補助金情報

令和7年度 国の蓄電池補助金
子育てグリーン住宅支援事業

国の「子育てグリーン住宅支援事業(令和7年度)」では、蓄電池の設置が補助対象となる場合があります。補助金の対象になるかどうかは、設備や住宅の条件によって異なるため、事前の確認が大切です。

なお、当社はこの「子育てグリーン住宅支援事業」の登録事業者です。

制度を活用した蓄電池導入のご相談も受け付けておりますので、補助金を使って設置をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

蓄電池の設置費用はいくら?補助金を使ったときの実質負担も解説

蓄電池の設置費用は、容量や機種、設置場所の条件によって異なりますが、一般的には150万円から220万円ほどが目安とされています。たとえば、5kWh〜7kWh程度のコンパクトなタイプであれば、工事費込みで150万円前後から。一方で、容量が大きいタイプや、設置場所によってはオプション部材が必要になったり、工事の内容によっては220万円以上かかることもあります。

また、国の「子育てグリーン住宅支援事業(令和7年度)」など、条件を満たせば活用できる補助制度もあります。こうした制度をうまく使えば、設置費用の負担をおさえることができます。補助制度の内容は年度ごとに変わることが多いため、「今年は使えるのかどうか」を早めに確認することが大切です。

当社では、補助金の申請サポートを含めたお見積りも行っておりますので、「まずは費用の目安だけ知りたい」といったご相談もお気軽にご連絡ください。

蓄電池の設置って何をするの?流れと期間をわかりやすく解説

蓄電池の設置は、いきなり工事が始まるわけではなく、いくつかのステップを踏んで進めていきます。全体の流れと、おおまかな期間の目安をご紹介します。まずは、設置を検討している方からのご相談を受けて、ご自宅の状況に合った蓄電池の種類や容量をご案内します。

この工程はとても大切です。当社では、すべてのご相談に業界経験15年以上の第二種電気工事士が対応しており、家庭の電気使用状況やライフスタイルに合わせて、補助金のご案内や最適な設置プランをみていただけます。

そのうえで現地調査を行い、設置場所や電気配線の確認、分電盤の位置などをチェックします。打ち合わせをもとに、お見積り、補助金をご確認いただいたうえ、内容にご納得いただいたらご契約となります。その後、工事の日程を調整し、工事は1日〜2日程度で完了します。ご相談から工事完了まで、およそ2週間〜1ヶ月程度が目安となります。

当社では、蓄電池や太陽光発電についてあまり詳しくない方にも、基本からわかりやすくご説明させていただいております。なにを聞いたらいいかわからなくても、一からひとつずつ確認していきますのでご安心ください。

奈良市で蓄電池を相談するなら?安心して任せられる業者の選び方

奈良市で蓄電池の設置を検討されている方にとって、「どこに相談すればいいのか」は最初の不安かもしれません。訪問販売や価格だけで選んでしまうと、あとから「思っていたのと違った…」という後悔につながることもあります。

蓄電池の設置は、ご家庭ごとの電気の使い方や太陽光発電の状況によって、選ぶべき機種や工事内容が変わってきます。だからこそ、知識と経験のあるスタッフが、現地調査からしっかり対応してくれる業者を選ぶことが大切です。

当社では、奈良市を含む関西エリアでの施工実績が豊富で、すべてのご相談に業界経験15年以上の第二種電気工事士が対応しています。補助金や機種の選び方など、わかりにくいことも一からていねいにご説明させていただきます。「まずは話だけ聞いてみたい」「他社と比べてみたい」といった段階でも大歓迎です。

ご家庭に合った蓄電池の選び方を一緒に考えていきますので、どうぞお気軽にご相談ください。

奈良市の蓄電池導入事例|電気の自給自足を叶えたご夫婦

【奈良市 吉田様ご夫婦 蓄電池設置事例】

奈良市にお住まいの吉田様ご夫婦は、10年以上前にシャープ製の太陽光発電システムを設置されました。これまで売電で電気代の節約を実感されていましたが、最近になって固定価格買取制度(FIT)が終了し、売電価格が大きく下がったことから、「せっかく発電してもあまり得じゃないな」と感じられるようになったそうです。

そこで、昼間に発電した電気をできるだけ自宅で使いたいという思いから、蓄電池の導入を決断。ご夫婦おふたりでの生活にちょうど良い容量のモデルを選び、太陽光でつくった電気を夕方〜夜に活用できるようになりました。

「今は電気を“買う”よりも“ためて使う”時代なんですね。蓄電池のおかげで電気の自給自足ができて、毎日の安心感が違います」と、吉田様ご夫婦にもご満足いただいています。

よくあるご質問(FAQ)

蓄電池はどれくらいもちますか?

多くの家庭用蓄電池に使われているリチウムイオン電池は、長寿命とされており、最近では15年保証の製品が主流になっています。実際の使い方によって前後しますが、長く安心して使えるタイプをご提案させていただきます。

蓄電池の設置費用はいくらくらいかかりますか?

機種や容量、設置場所の状況によって異なりますが、工事費込みで150万円〜220万円程度が目安です。補助金を使える場合は、費用を抑えることもできます。

蓄電池を設置するタイミングはいつがいいですか?

売電価格が下がる前の9年目ごろや、太陽光を新たに設置するタイミングで一緒に導入される方が多いです。電気代や災害対策が気になったときも、良いきっかけになります。

蓄電池を置くスペースが自宅にあるか心配です

蓄電池は屋外に設置するタイプが主流で、エアコンの室外機程度のスペースがあれば設置できることが多いです。ご自宅の状況を確認したうえで、無理のない設置方法をご提案いたします。

どれを選べばいいのかわからないのですが…

蓄電池はご家庭によって合う機種が異なります。当社では、電気の使い方や設置環境、ご予算に応じて、はじめての方にもわかりやすくご説明しながらご提案いたします。

他社で見積もりをとっていますが、相談だけでも大丈夫ですか?

もちろん大丈夫です。「他社と比較したい」「話だけ聞いてみたい」といった段階でも、お気軽にご相談ください。無理な営業はいたしませんのでご安心ください。

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