
太陽光発電の故障、放置していませんか?すぐ修理した人との違いとは
「最近、発電量が減っている気がする」「モニターが真っ暗になってる」そんな状態のまま、なんとなく様子を見ていませんか?
太陽光発電の不具合を放置すると、売電収入の損失や余計な電気代の発生だけでなく、火災や感電など重大なリスクにもつながることがあります。実際、パワーコンディショナー(パワコン)から煙が出て、消防署から連絡を受けたというケースもありました。
この記事では、「修理をせずに放置した人」と「早めに相談して修理した人」の違いを具体的に紹介しながら、後悔しないために知っておきたい判断ポイントや、修理にかかる費用、補助金の活用方法についてもわかりやすく解説します。
修理せずに放置すると、どうなる?

修理せずに放置すると、どうなる?太陽光発電の故障を「まだ大丈夫」「もう少し使えるかも」と思って、そのままにしていませんか?しかし、故障を放置してしまうと、次のような問題が起こる可能性があります。
・発電が止まったままだと、売電収入がゼロになる
・発電を使うことができず、電気代が大幅に上がってしまう
・古いパワーコンディショナーが経年劣化により内部で異常発熱し、焦げつきや発煙につながる
・不具合が進行し、複数箇所が同時に故障すると、修理費が高額になったり、状況の特定が難しくなる
・結果として修理では対応できず、機器全体の交換が必要になることもある
・他の機器(接続箱・ブレーカーなど)にも故障が波及する
・火災や感電など、安全面でのリスクが高まる
「大丈夫だと思っていたけど、気がつけば全く発電していなかった」そんな事態を防ぐためにも、「あれ?」と感じたら早めの点検をおすすめします。
【実例】パワコンから煙が出て、消防署から問い合わせが…

「発電が止まっているから大丈夫だと思っていたけど、屋根の上のソーラーパネルは発電していた。発電した電気はどこに流れている?」
実は、太陽光パネルは日光が当たれば発電を続けています。パワーコンディショナー(パワコン)が故障していても、屋根の上では電気が作られている状態が続いているのです。
ところがその電気は、パワコンや接続箱に不具合があれば、本来電気が流れないところにまで電気が流れて、配線や接続箱、端子部分などに電気的な負荷がかかり続ける状態になります。
このような状態が長く続くと、発熱や焦げつき、最悪の場合は発煙や火災につながるおそれもあります。
実際にあった事例では、煙が出たとお問い合わせのお電話をいただき、ご対応を進めていると、連絡してきたのは太陽光発電の所有者ではなく、通報を受けて駆けつけた消防署の方でした。
現場ではパワコン内部の部品が焼け焦げており、消防の方には応急処置として「接続箱をオフにする」「太陽光発電のブレーカーを落とす」などの対応をお願いしました。
幸い大きな事故には至りませんでしたが、あと少し発見が遅ければ火災になっていた可能性もあるとのことでした。
一方、すぐに修理した方は…

太陽光発電に異変を感じたとき、「おかしいな?」とすぐにご相談いただいた方の場合、点検によって故障箇所が早期に特定され、かんたんな修理だけで済んだケースも少なくありません。
たとえば、「発電の表示が出ない」とのお問い合わせを受け、すぐに訪問したところ、パワーコンディショナーが経年劣化で故障していただけだったという事例があります。
この場合、パワコンの交換のみで対応でき、接続箱やブレーカーなど他の機器への波及もなく、費用や作業時間も最小限に抑えることができました。
修理対応が早ければ早いほど、損失やリスクを最小限に抑えることができます。「様子を見ようかな」と悩む時間が、かえって損につながってしまうこともあるのです。
迷ったら、まずは無料で相談してみてください

「発電が止まっている。でも、これって本当に故障なの?」
「もう古い設備だから、修理する意味があるのか迷っている」
そんなときこそ、一度専門業者に相談してみることをおすすめします。実際、発電が止まっている時点で何らかの故障が起きている可能性は高く、放置してしまうと火災やさらなる機器トラブルにつながるリスクもあります。
私たちのもとには、こうした“判断に迷っている段階”でのお問い合わせが多く寄せられています。発電量の確認方法や、ご自宅でできる簡単なチェック内容もお伝えしていますので、まずはお気軽にご相談ください。
無理な営業は一切ありませんし、「修理すべきかどうか」も一緒に考えてご案内いたします。
火災保険や補助金が使えるケースもあるため、「ちょっと気になるな」と思ったときが、動き出すベストタイミングです。