ニチコン蓄電池【ESS-U4M1】11.1kWhは、DER補助事業の対象か?
【ESS-U4M1】は、DERの可能性があります。
「ESS-U4M1」は全負荷・200V対応が人気のニチコンの蓄電池です。
蓄電池は大きな買い物なので、補助がある時期は、ご相談や見積もりの依頼が増えます。
この記事では、ESS-U4M1の気になる補助金額、失敗しがちな注意点をご紹介します。参考にしてください。


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DER補助事業とは
正式名称は令和4年蓄電池等の分散型エネルギーリソースを活用した次世代技術構築実証事業といいます。
長くて難しいので以後「DER補助事業」と略称を使わせていただきます。
補助金の要件は実証事業の参加や購入金額など詳細な条件があります。
ざっくりにいうと、補助金あげるので「蓄電池」を設置して実証事業に参加してください。
実証事業は、蓄電池の制御するため「IOT関連機器」を用意してくださいね。
ざっくり言うとこんな感じです。
ただ要件が細かく実質の申し込み期間が(予算終了までの期間)とても短く、使えればラッキーぐらいのとってもレアな補助です。
DER補助金の総額は?

DERの補助金対象は「蓄電池」と「IOT関連機器」です。
蓄電池は、補助率1/3・初期実効容量に3.7万円を乗じた金額、IOT関連機器(実証事業に必要なもの)は5万円です。
ニチコン蓄電池【ESS-U4M1】予測
DER補助シミュレーション
ESS-U4M1の蓄電容量は、11.1kWhですが、補助金の計算に必要なのは、初期実効容量です。

9.4kWh×3.7万円=34.7万円
IOT関連機器=定額5万円
あわせて39.7万円がDER補助になります。
補助金の締め切りは?
実証事業に間に合うスケジュールで締め切られますが、例年申し込みが殺到するため公募開始の6月1日から1~1.5ヶ月ほどで予算がなくなり終了しそうです。
令和3年度のDER補助事業は、8月17日に予算終了しています、令和4年度はさらに早く締め切られることになりそうです。
DER補助事業の注意点
申し込み終了は、本当にすぐ
DER補助事業は、本当にすぐ終わります。
あまり積極的ではない販売店もあるので本気で検討するなら今すぐ行動しましょう。
補助金額=得する金額ではない
DER補助事業は、実証事業に必要なIOT関連機器を設置する必要があります。補助事業に参加しなければ、IOT関連機器は必要ありませんので、補助金額が全てプラスではないです。
見積もりの総額を確認
DER補助事業は、短期間に蓄電池の選定や適正価格の確認、設置業者を選ぶ必要があります。
見積もりの項目は専門用語も多く、素人ではわかりにくいです。
後から後悔のないように必ず第3者のプロの意見を参考にしましょう。


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DER補助事業が終わった時は?
DER補助事業は、補助金が魅力ですが、反面実証事業への参加やIOT関連機器など面倒な手続きや追加の設備費用などデメリットもあります。
補助金が無しの見積もりとDER補助事業の見積もりとでは内容が異なりますので、見積もり価格の確認をおすすめします。
補助金の事務処理コストがかからないので、値引き金額を頑張るケースもありますよ。
【まとめ】DER補助事業
【ニチコンESS-U4M1】
DER補助事業の申し込み期間中にこちらをご覧になっていたら、今すぐ見積もりをとりましょう。かなりラッキーです。
補助金額は
蓄電池 初期実効容量×3.7万円
+IOT関連機器 定額5万円
「初期実効容量」がポイントです。
DER補助事業はIOT関連機器の費用がかかるので、補助金がなくなっても、補助金なしで見積もりをしましょう。思ったより安く設置できるかも。


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